サイゾーウーマン美容・健康敏感肌用「キュレル」、実際は…… 美容・健康 [大検証]本当はヤバイ洗顔料・クレンジング セラミド保湿というも保湿力低め!? 泡が水っぽくてスカスカな「キュレル」【本当はヤバい洗顔料】 2017/03/12 17:00 本当はヤバイ洗顔料・クレンジング ――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証! ■セラミド保湿というも保湿力低め、泡が水っぽくてスカスカな洗顔料 【商品名】花王 キュレル 泡洗顔(150ml/メーカー希望小売価格が未設定) 【PRコピー】肌の必須成分「セラミド」を守って洗う/大切な潤いは奪わず、肌荒れの原因ともなる汗や汚れはすっきり洗い流す/肌荒れを防ぐ(消炎剤配合) 総合評価 B <かずのすけ氏の成分解析評価> ◎全成分 グリチルリチン酸2K、精製水、グリセリン、ラウロイルアスパラギン酸Na液、マルチトール、ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、PG、PEG6000、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na、ステアリン酸POEソルビタン、グリセリルエチルヘキシルエーテル、水酸化カリウム液(A)、エデト酸塩、フェノキシエタノール、パラベン 抗炎症作用の有効成分「グリチルリチン酸2K」が配合されているため、こちらは医薬部外品の薬用洗顔料になっています。洗浄成分はアミノ酸系洗浄成分の「ラウロイルアスパラギン酸Na」が主体に配合されており、これは敏感肌向けの洗浄剤なので洗浄力はあまり高くありませんが、低刺激の設計です。 敏感肌配慮の洗顔料としては、一般的なドラッグストア商品の中では、とても高水準の商品といえるでしょう。ただし、デメリットとして「泡タイプ」の洗顔料は元の洗剤濃度が薄いため減りが早く、コスパは△。また、アミノ酸系の低刺激洗浄成分のデメリットとしては、高い洗浄力や豊かな泡立ちが見込めないという点もあります。しっかりさっぱり洗いたい方には不向きと言えそうです。 <安藤美和子氏の使用感評価> ◎使用感レビュー ・汚れ落ち:★★★☆☆ ※安藤実和子監修の元、アンチエイジング神様チームで試験しました。 洗顔後は肌がワントーン明るくなりました。毛穴に詰まった汚れ落ちは△でしたが、皮脂のベタつきは綺麗に洗い流してくれてスッキリします。 次のページ 浸透保湿でセラミドケアと記載されてるものの…… 123次のページ Amazon キュレル 泡洗顔料 150ml 関連記事 口コミ大人気の「ハイピッチクレンジングオイル」をぶった斬り【連載:本当はヤバいクレンジング】【画像アリ】角栓プッシャーで「毛穴美人」に!? 禁忌アイテムで得た“一瞬の美”は欺瞞!【画像アリ】鼻の毛穴対策に心血注いで6年目、黒ずみつまりと毛穴のルポルタージュ女子における毛穴ケアの”可視化”願望はどこへ行く…ニベアは普通のクリーム!? 化粧品開発者がニベアとドゥ・ラ・メールを徹底検証