サイゾーウーマンコラム清水富美加に教えたかったこと コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 「意に沿わない仕事」のつらさで去った、清水富美加に教えたかったこと 2017/02/17 21:00 週刊ヒトコト斬り ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! 『ミスマガジン2010 清水富美加』/バップ ◎孤高の女 「意に沿わない仕事を入れられつらかった」と言い残し、飛ぶ鳥跡を濁して去った清水富美加。意に沿わない仕事のレベルが、ワシに比べたら甘いんじゃぁッ! と、剛力彩芽がドミノしないか心配であるが。ま、求められてないゴリ押し仕事と知って笑顔でこなす、あの状況は今に始まったことじゃなし。このくらいの図太さがないと、芸能界で生き残るのはムリなのかもな。やる気、元気、剛力! ◎ちょっと見たい しかし「レプロ・本間社長守護霊インタビュー」ってすごいな。いい商法思いついたな大川隆法。守護霊インタビュー、万能なり。もし内容がヒドいと訴えても「だってボク、守護霊と話したんだもーん」って返されたら、「私の守護霊はそんなこと言ってません」を裁判で証明せにゃならん。同じダンジョンで。くわばらくわばら。 結果、「オバマ大統領(当時)守護霊インタビュー」「プーチン大統領守護霊インタビュー」「星野源守護霊インタビュー」「小保方晴子守護霊インタビュー」「項羽と劉邦守護霊インタビュー」という支離滅裂が意気揚々と実現してるわけで。個人的には「メリー喜多川守護霊インタビュー」が読んでみたいな。あ、「金正男守護霊インタビュー」も。「今だから話そう、国を、父を、弟を」。「あとワインも」って。 大川隆法って、何カ国語しゃべれるんだろ。インタビューの様子を生で見られるんなら、ちょっと入ってもいいかな。うちの近所に幸福の科学の支所があるんだけど、いつも閑散としてたのに、騒動後、若干人が増えてるんである。「話題になる」って、やっぱり効果的だなぁ。余勢を駆って、更なる守護霊インタビューアーカイブの充実を祈る。 ◎ご冥福をお祈りします まさおーっっっ! うわーん、まさおが殺されちゃったよう。深く哀悼の意を表し、喪に服している新宿二丁目をはじめ、このニュースを聞いて、意外と金正男に対して親しみを感じていることに気づかされた人も多いのではないだろうか。 偽造パスポートで日本に入国した理由が「ディズニーランドに行きたかった」だったまさお。強制帰国の際、釣具店の店長みたいなカッコでニヒルに視線を投げていたまさお。その後も折に触れ、例のサングラス、例のパステルカラーで、ファンキー&ファンシーに攻めた姿を見せてくれたまさお。どんどん丸く、どんどんハゲる中、整形やダイエットなど無駄な抵抗はせず、ナチュラルボーンだったまさお。でもフレッシュジュースバーには立ち寄るロハスなまさお。しゃべり方が穏やかで、港々に女と子どもがいて、年の半分は南国、あとはヨーロッパのワイナリー巡りを楽しんで。まさおくんが行く! セレブというよりは北朝鮮の非公認ゆるキャラとして、ほっこりと存在感を示してくれていた。そんなまさおが……。格安航空のカウンターで、大爆笑Tシャツを着た変な女に。あれ松嶋尚美じゃないだろうな。せめて最期はもう少しカッコつけさせてあげてほしかった。キム兄に、合掌。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。 最終更新:2019/05/21 20:35 関連記事 結婚関連ニュースを連発する福原愛が、日本国民に気づかせたことおひょいさん訃報映像で明らかになった、薬丸裕英の真実とは「引退」宣言で考える、“江角マキコ”というイメージの本質番宣出演でタトゥー発覚の木村拓哉から、透けて見える“状況”袴田吉彦における「不倫」の意味を伝えてくれた、1枚の写真 次の記事 元KAT-TUNと元NEWSが共演 >