サイゾーウーマンコラム江角マキコというイメージの本質 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 「引退」宣言で考える、“江角マキコ”というイメージの本質 2017/01/27 21:00 週刊ヒトコト斬り ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! 江角の代わりに、林マヤを推薦いたします! ◎芸能人という偶像 芸能界引退ブーム。いや、ブームってことはないのだが。「宣言」をしてからの引退という流れににじむ、強い主張。それは「引退したんだから、もうアレコレ言うな」である。こっちは旨味捨てたんだから、って。 ま、成宮寛貴のケースは、傍目にも「旨味」が見て取れたので、肉を切らせて骨を断つの図が汲み取れたのだが。江角マキコはねぇ。「引退します!」って言われても。「え、まだしてなかったの?」としか。 芸能人のスキャンダルにもいろいろあるが、江角マキコのそれは、ほかのものとは群を抜いて奇抜であった。年金のCMに出てたのに自分は未加入。長嶋一茂の家に落書き。巨額詐欺にあったのにダマされた相手に更にコマされる。……よく「人気者」としてやってこれたよなぁ。 しかし今考えてみると、年金未加入がバレた時から、いや、最初から、江角マキコ自身は微動だにせず何も変わってない、という結論があぶり出されてくる。「セレブ」「大物」「大女優」「正義漢」扱いは、いろいろうまく回った上の偶然の産物。本人は内心舌出して笑ってたんだろう。ラッキー! バーカ、チョロいぜって。 ま、これからはチョロい商売抜きで、フジテレビ勤務の夫にはソッポを向かれ、ダマコマされた相手にすがり、何もない状態で子ども抱えていくしかないわけだが。江角マキコのそもそものメンタリティを思えば、そのくらいが丁度いい塩梅だといえるのかも。 芸能人として最後に見かけられた場所が「中田英寿の誕生日パーティ」とは。去り際の塩加減までも、あくまで私らしく。そもそも誰が持ち上げたんだって話だ。都市伝説か。 ◎懲りない女 Twitterで橋下徹を「クズだな」。好戦的を通り越し、境界線をコスり始めているかのような言質が目立つ上西小百合。この人、まだ国会議員なんだよなぁ。任期4年だから2018年12月まで。うへぇ。 今後、上西小百合のことを報じるニュースには、必ず最後に「任期満了まで、あと〇年〇カ月」と、残り時間を表示するのを義務づけてほしい。『宇宙戦艦ヤマト』風に。選挙というものに対する責任を国民全体で共有するためにも。 あと1年と11カ月かぁ。任期満了より、もしかして逮捕が先かもな。 ◎モニターテスト いよいよ「顔認識」機能が導入されるというiPhone8。自然界に存在する1/fゆらぎ的なものとは違う、別のアプローチからの「変化」にも対応できるのだろうか。もっと端的に言うと、釈由美子でも使えるのだろうか。彼女が使ってイケたなら、その機能は信用できる。発売され釈が買い、ブログをアップし日々変わり続けるその顔で成功を謳うまで、しばし時を待たれよ。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。 最終更新:2019/05/21 20:36 関連記事 番宣出演でタトゥー発覚の木村拓哉から、透けて見える“状況”袴田吉彦における「不倫」の意味を伝えてくれた、1枚の写真木村拓哉が消えた「タマホーム」CMが教えてくれること逃げ切ったASKAに迫る、謎の集団「ギフハフ」に期待される活動事故で活動自粛のNON STYLE・井上裕介、2月復帰の暁に見る景色とは 次の記事 TOKIO・松岡の誕生日会裏話 >