サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「LARME」男性編集長就任で変化? カルチャー [女性誌速攻レビュー]「LARME」1月号 「クリスマスセックス」のハウツーに衝撃!! 「LARME」男性編集長就任で何が変わった!? 2016/12/10 16:00 女性誌レビューLARME ■本屋で立ち読みできない「ファッション絵本」 さてお次は、「甘いホーリーナイトを過ごすための指南書」を見てみましょう。要するに、「クリスマスセックスに関するハウツー記事」ってことですね! こちらの内容、一言でいうとエロいです。全体的にピンクっぽくて薄暗い照明の下で、きわどいランジェリーを身に纏ったモデルたちが、セクシーなポージングしている様子が5ページにわたって続きます。 「女の子のファッション絵本」を謳う「LARME」ですよ。柵につかまって後背位を想起させるようなポーズで、ブラの背中リボンをアピールした女の子が誌面に登場するとは思っていませんでした。「バックスタイルも抜かりなく、かわいいものをセレクト。特別なムードを演出して」だそうですよ。これはもう、ガーリーじゃなくて完全にアダルトなレディです! 7月号で「グラビアガール直伝! えっちなカラダの作り方。」という記事が掲載されたとき以上の衝撃ですが、あちらはまだ、ガーリーの残滓のようなものがあったような……。こうした企画も、男性編集長が就任したがゆえの変化なのでしょうか。 ■ガーリー語彙力の高い逸材が揃う「LARME」編集部 最後に、「Sweet Girly Pink」という特集を見てみましょう。こちら「ベビーピンク」「ホットピンク」「シュガーピンク」「ピーチピンク」など、ビミョーな違いのある6色のピンクをテーマに誌面を組んでいます。 この微細な変化に着目する「ガーリー五段活用」みたいな手法に既視感があったのですが……そう、元編集長がよくやっていました。ボブ特集で「ボブ、黒ボブ、ウォブ、ロブ、ボブディ」と素人目にはわからない分類を展開しており、思わず「間違い探しか!」とツッコんでしまったことを思い出します。 記事の内容の良し悪しについては言及しませんが、着想自体は元編集長っぽいなと勝手に思いました。思わず元編集長に想いを馳せてしまいますね。今まで本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました……。 さて新体制になった「LARME」ですが、次号以降どのような雑誌に変化していくんでしょうかね。わくわくしながら、見守っていきたいと思います! (小麦こねる) 前のページ12 最終更新:2016/12/10 16:00 Amazon LARME(ラルム)025 2017年1月号 ペリー来航で、これから騒乱が起こりそう 関連記事 ガーリーモデルを乗せた軽トラが東京を走る!! 4周年「LARME」が放つ“浮遊してる”感世界観は『ヴァージン・スーサイズ』!? 「LARME」の真髄は“全然使えない”着回し特集グラドルに「えっちなカラダ」を問う! ガーリーと男ウケの間で揺れ動く「LARME」の女心「LARME」女子とは何者か? ファッション、SNS、男性観に見る“新種のギャル”像彼氏を「神」と呼ぶモデルが登場!! 男ウケ度外視な甘カワ系ガーリー誌「LARME」の恋愛特集 次の記事 長野博、芸能生活30周年&入籍! >