サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率フジ「火10」ドラマ廃止の吉凶 芸能 『HEAT』という迷作でおなじみ 波瑠主演『ON』もヒットならず! フジ、大爆死枠「火10」ドラマ廃止の吉凶 2016/09/12 18:20 フジテレビ芸能ウラ情報視聴率 『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)公式サイトより 波瑠が民放連ドラで初主演を務めたフジテレビ系『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(火曜午後10時~)の最終回(第9話)が、裏でオンエアされた『2018 FIFAワールドカップ・ロシア アジア地区最終予選 タイ×日本』(テレビ朝日系、20.3%)の影響もあったのか、7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低調に終わった。 初回9.6%でスタートした同ドラマは、一度も2ケタ台に乗ることなく、全話平均視聴率は、8.0%。主演を務めたNHK朝ドラ『あさが来た』、嵐・大野智の相手役として出演した4月期『世界一難しい恋』(日本テレビ系)と、出演したドラマの高視聴率が続いていた波瑠にとって、初の民放連ドラ主演作は厳しい結果となった。 裏で放送中のライバルドラマ『せいせいするほど、愛してる』(TBS系、武井咲主演)は、第8話までの平均が7.7%(第8話まで)で、僅差ながら『ON』がリードしている。ただ、『せいせいするほど』はあと2話残しており、「火10」対決をどちらが制するかは、まだわからない状態だ。 フジの「火10」ドラマ枠は、1996年4月期に放送を開始し、一方TBSは2014年4月期より、同じ時間帯にドラマ枠を創設した。視聴者がTBSに流れたのか、近年フジの「火10」視聴率は低迷しており、15年1月期『銭の戦争』(フジテレビ系、SMAP・草なぎ剛主演)が13.4%(全話平均)をマークしたのを最後に、1ケタ台の作品が続出。中でも、同4月期『戦う!書店ガール』(渡辺麻友&稲森いずみ主演)は全話平均4.8%、同7月期『HEAT』(EXILE・AKIRA主演)は4.1%(同)の大爆死で、不振を極めた。 そんなあまりの低迷ぶりに、フジはTBSとの競合を避ける形で、今期をもって「火10」ドラマを廃止し、10月期より、火曜午後9時台に引っ越しをするという。同局の「火9」ドラマは、15年1月期『ゴーストライター』(中谷美紀主演)以来、1年半ぶりの復活となる。 フジ新「火9」ドラマの第1弾は『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』で、吉田羊の地上波連ドラ初主演作となる。10月期の連ドラで女医ドラマといえば、2年ぶりに復活する『ドクターX~外科医・大門美知子』(テレビ朝日系/米倉涼子主演)のシーズン4がオンエアされる。曜日こそ違うが、『レディ・ダ・ヴィンチの診断』は、『ドクターX』と何かと比較され、視聴率が伸び悩む可能性が高い。果たして、10月期フジの火曜ドラマの行方は……? (森田英雄) 最終更新:2016/09/12 18:22 Amazon 『ON 異常犯罪捜査官 藤堂比奈子 DVD-BOX』 フジにはもう爆死していない枠がない 関連記事 1%台低迷のフジ『みんなのニュース』縮小へ! 結局「名作ドラマ再放送」の大迷走SMAP解散に言及でファン激怒! フジ『グッディ!』、“誤情報”まみれの内容に「クソすぎ」「めちゃイケはもう無理」「行列は司会変わりすぎ」早く終了してほしいご長寿バラエティマスコミ関係者に聞いた、フジテレビ『27時間テレビ』の大きな間違いとは「若手社員の飲み会乱入」「遅きに失した」フジテレビ・亀山千広社長のマスコミ業界評 次の記事 アイドルとセックスを妄想する少女 >