サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率フジ迷走の末「ドラマ再放送」枠へ 芸能 この英断は大正解? 1%台低迷のフジ『みんなのニュース』縮小へ! 結局「名作ドラマ再放送」の大迷走 2016/09/08 19:00 フジテレビ芸能ウラ情報視聴率 『みんなのニュース』(フジテレビ系)公式サイトより 視聴率不振のフジテレビが、またまた迷走ぶりを見せている。9月5日に10月改編発表会を開催したフジは、4月改編の目玉だった“15時間生放送”を取りやめ、低迷する『みんなのニュース』(月~金曜午後3時50分~7時)の枠を1時間縮小し、午後4時50分開始とすることを決めた。その代わりに、新たに『メディアミックスα』(月~金曜午後3時50分~4時50分)を放送する。 フジによると、『メディアミックスα』の番組内容は固定化せず、地上波、BS、CS、配信の4つのメディアと連動した新しいコンテンツにトライし、名作ドラマの再放送や、視聴者に迅速に伝えなければならない案件が発生した場合は、ライブの報道番組に切り替えるという。 4月改編でフジは長寿番組の『ライオンのごきげんよう』と昼ドラを打ち切り、『バイキング』と『直撃LIVE グッディ!』の枠を拡大。午前4時放送開始の『めざましテレビ アクア』から『みんなのニュース』が終了する午後7時までの15時間生放送を売りにしてきたが、わずか半年で挫折してしまった。 15時間生放送をやってみたのはいいものの、『グッディ!』同様、フジを苦しめたのが『みんなのニュース』の不振だ。フジは2015年4月改編で、長年にわたり続いてきた安藤優子の『FNNスーパーニュース』を打ち切って、『みんなのニュース』に大リニューアル。MCには14年9月末から『スーパーニュース』のサブキャスターを務めていた“ショーパン”こと生野陽子アナのほか、椿原慶子アナ、伊藤利尋アナが起用された。 当時の生野アナは、“カトパン”こと加藤綾子アナに次ぐ同局の人気ナンバー2女子アナ。また、伊藤アナも情報番組やバラエティ番組などに多数出演し、好感度が高く、事実上のエースだった。つまり、生野アナと伊藤アナの人気を当て込んだ人選だったわけだが、あいにく2人ともバラエティ色が強く、同局のもくろみ通りに事は運ばなかったようだ。 『みんなのニュース』は午後4時台に、視聴率1%台を記録する日があるほどの不振で生野アナ、伊藤アナともに、いつしか人気は下降。毎年12月に発表される「好きなアナウンサーランキング」(オリコン調べ)では2人とも常に上位にランクインしていたが、15年12月の調査ではベスト10圏外に消えたほどである。 「『みんなのニュース』は、高視聴率の『news every.』(日本テレビ系)にまったく歯が立たず、わずか1年半で枠縮小。15年3月まで、フジは午後2時から4時50分まで、『ドラマチックα』と題して、ドラマの再放送をしていましたが、視聴率は3%程度取っていました。つまり『みんなのニュース』第1部より、数字はまだマシだったのです。フジでは、新番組『メディアミックスα』の具体的な内容について言及していませんが、いろいろ試したところで、最終的にはドラマの再放送だけに落ち着くような気がします。それなら、なんといっても制作費も手間もかかりませんし、そこそこの視聴率は取れますから」(テレビ関係者) 何をやっても、空回りでうまくいかない今のフジ。今後も、その迷走ぶりは続いていくのだろうか……? (森田英雄) 最終更新:2016/09/08 19:00 Amazon 『踊る大捜査線 コンプリートDVD-BOX(初回限定生産)』 青島や古畑に会う機会が増えそうです 関連記事 SMAP解散に言及でファン激怒! フジ『グッディ!』、“誤情報”まみれの内容に「クソすぎ」月9も『27時間テレビ』も最低更新! フジテレビは“今後復活するか?”アンケート調査「めちゃイケはもう無理」「行列は司会変わりすぎ」早く終了してほしいご長寿バラエティフジ『めちゃイケ』、4.9%の大爆死も4月以降継続決定! 「亀山社長はバカ」と関係者悲鳴懲りないテレビ局! TBS、フジテレビで次々にヤラセ発覚 次の記事 坂口杏里は「男好き」なのか? >