【醜聞!世界の女性富豪家】

10歳で100億円超の資産相続! 「世界一若い億万長者」の“彼氏”に経済界がハラハラ

2016/08/07 16:00

大富豪、億万長者、大資産家――「フォーブス」世界富豪ランキングの上位には、女たちの名も少なくない。彼女たちが手にした誰もが嫉妬すると成功と、醜聞のスキャンダルを紹介する。

[File.04]
アレクサンドラ・アンダーソン Alexandra Andresen

大富豪、億万長者、大資産家――「フォーブス」世界富豪ランキングの上位には、女たちの名も少なくない。彼女たちが手にした誰もが嫉妬すると成功と、醜聞のスキャンダルを紹介する。


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Alexandraさん(@alexandraandresen)が投稿した写真 -


alexandraさんのご尊顔

経済力★★☆☆☆
ゴシップ力★☆☆☆☆
男性人気★★★★☆
オシャレ度★★☆☆☆
カリスマ性★★★☆☆

国籍:ノルウェー
年齢:19歳
役職:プロ馬術選手&大学生
学歴:AUC(アムステルダム・ユニバーシティ・カレッジ)在学中
総資産:1.17億ドル(約122億円)
配偶者:独身(彼氏アリ)
2016年「フォーブス」世界富豪ランキング:1476位(ノルウェー9位、全女性156位)

◎10歳で100億円超の資産相続
 彼女の実家はずばり、タバコ屋だった。ただしノルウェーで100年以上の歴史を持つ老舗ブランドであり、国内でのシェアは75%という巨人だ。ブランドの名は「Tiedemanns」。主な人気商品は「Prince」という。いわば“ノルウェーのJT”ご令嬢こそが、アレクサンドラなのである。

 マリファナOKタバコNGという欧米の流れの中で、ノルウェーのタバコ税は世界最高率、加えて広告をはじめとしたマーケティングは一切禁止という厳しさだ。それでも世の喫煙者はタバコが吸いたい。会社の売り上げは毎年、莫大な額に上り、一族はニコチンとタールによって繁栄を謳歌した。

 しかし2005年、世の潮流はタバコからさらに離れていくと予想した父のヨハン・アンダーソンは、自社ブランドを「スカンジナビア・タバコグループ」に売却。この資金を元手にヘッジファンドをはじめ、以降は投資家として巨額の利を得ている。ちなみに祖父も高名な投資家であった


 それから2年後の07年、この投資会社の株42%を、父は2人の娘に相続させた。このときアレクサンドラは10歳だったため、発表はされていない。ノルウェーの高額納税者は17歳以上になってはじめて公となるからだ。事実が明らかになり、資産額が判明してから、経済誌「フォーブス」は、アレクサンドラを「世界で最も若い億万長者」と認定。さらに姉カタリーナは「世界で2番目に若い億万長者」となった。

 ワンツーフィニッシュを決めた姉妹の財は、タバコ中毒患者の病と、膨大な社会保険料の国家負担の果てに築かれた、ともいえそうだ。

『子どもを“金持ち”にする15の方法』