サイゾーウーマンカルチャースポット平野レミが明かす、斬新レシピ舞台裏 カルチャー 「平野レミさんトーク&サイン会」イベントレポート 「みんな私が出産したんだから!」平野レミが明かす、“斬新すぎるレシピ”が生まれる舞台裏 2016/05/23 13:35 スポット平野レミ 『わたしの和だし』(ナツメ社) ■人間も「マイルド」になる トークイベントでは、レミ氏の提案で、ファンからの質疑応答コーナーも。「レシピができるまで、何回作り直ししたんですか?」という質問には、「実験するのはさ~それはね~。わかるのよ」と意味深顔。なんでも「あのね、『おいしく作ろう作ろう作ろう作ろう』って思ってると、おいしくできちゃうの!」だそうで、レミ流レシピの舞台裏を明かしてくれた。 また「たまに『あ~もう作りたくないな』と思われることってあるんですか?」との女性からの質問には、「もちろん!」と告白。「そのときは、階段のところにお金を置いといて『勝手にやんなさい』とか、『冷蔵庫に何か入ってるから、チンしなさい』と書いとくの」といい、いつもパワフルに見えるレミ氏にも、“何もかもが嫌な日”があるようだ。そんな日をやり過ごすためには、 「ワインかなんか飲んで、もうパッと寝ちゃうのね。そうすると次の日の朝は、もう気持ちが晴れ晴れして。シチューもカレーもそうだけどさ、一晩寝かせると次の日にマイルドになってるでしょ。人間も、『ああ、めんどくさい!』って寝ると、翌日マイルドになるの。シチューもカレーも人間も一緒よ」 とのこと。最後に「そういうときはね、寝ちゃってください!」と声をかけられた女性は、ホッとしたような表情で、レミ氏に「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べていた。 「完璧にやらなければ」と思えば思うほど億劫になってしまうのが料理というもの。しかし、レミ氏の料理に対するスタンスは、「おいしい料理を楽しく作りたい」であるように思えた。レミ氏いわく、「だしさえ使えば、おいしくなるから!!」とのことなので、料理が億劫な人も、一度試してみるといいかもしれない。 前のページ12 最終更新:2016/05/23 13:35 Amazon 『わたしの和だし』 “私のためのだし”にうっとりしながら料理したい!! 関連記事 「うんそうそうそうそう!」平野レミ in 『徹子の部屋』、高速トーク対決の“名人戦”に「母から受け継ぐもの」という幻想と、クックパッドの台頭。料理と女性の“距離”はどう変わったのかなぜ「ていねいな暮らし」に憧れる人は梅仕事にいそしむのか? 「趣味としての料理」の変遷をたどる「おばけ食堂」で“ばぁば”が攻める! 『きょうの料理』の暴走企画姑の手作りマーマレードジャム&納豆を投入、残り物一掃「ジャイアンシチュー」 次の記事 「貧困ビジネス」がなくならないワケ >