サイゾーウーマンカルチャーインタビュー不倫の快楽=5339万円!?経済評論家が分析 カルチャー 『不倫経済学』門倉貴史氏インタビュー 不倫で得られる快楽=5,339万円!! 『不倫経済学』門倉貴史氏に聞く、“既婚者”の恋愛市場 2016/03/20 16:00 インタビュー ■団塊ジュニア世代が不倫市場を支え続ける ――今の20~30代は男女とも独身が増え、また性欲もそこまでない人が増えていると報じられています。今後の不倫経済はどのように変化していくでしょうか? 門倉 彼らはアンケートをとっても、不倫に対する罪悪感が一番低い年代ですが、実際に不倫という経験をする人はそこまで増えないと思います。罪悪感云々というより、性欲がそもそもないし、お金もかかるしバレたら面倒だしというローリスクを考える人が多いでしょうから。ただ若い世代の中でも、既婚者との不倫は増えていくと思います。特に、40代の既婚女性と20代の独身男性は性欲がピークに達しているので、このカップルはバランス的にマッチして、不倫関係に陥りやすいです。 一方、いま現在不倫市場の中心にいるのは経済的にも余裕があって人口が多い40~50歳手前くらいの団塊ジュニア世代です。若い頃はバブル時代の恋愛コンテンツに押され、価値観の変化を経験して不倫にも寛容的になっている人たち。これから彼らが60代、70代になったとしても年齢がシフトするだけで、生涯現役で恋愛やセックスにお金を使う世代ですから不倫市場自体は保たれると思います。 ――門倉先生もその世代ですよね。経済学的には不倫のコスパは良いとのことですが、ご自身ではチャレンジしようと思われますか? 門倉 本にも書きましたが、40代男性が月2回ペースの不倫デートをするとどのくらいのお金がかかるのかをヒアリング調査したら、デート代やホテル代、飲食代など諸々含めて年間72万円と出たんです。月6万円……僕ならそんなにお金は使えないです。そもそもローリスクローリターン派なので、不倫自体がナシですね。 (石狩ジュンコ) 前のページ123 最終更新:2016/03/20 16:00 Amazon 『不倫経済学 (ベスト新書)』 とはいえ、お金で買えない快楽なんだよね 関連記事 夫の不倫相手と三者面談 30代後半の愛人が放った驚きの言葉「家庭を壊さずに不倫できる社会に変わっていく」、植島啓司氏が語る愛の変遷“妻だけED”は女の不倫を正当化するツール! 「婦人公論」に見る夫婦の深淵「男がキャバ嬢を落とすのと同じ」2児の母は、なぜ家庭外セックスを辞められないのか?「後悔しています」10年の婚外恋愛が発覚、そして離婚に至ったアラフィフ女性の孤独 次の記事 39歳、おっぱぶ彼氏との付き合い方 >