サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」なぜ藤原紀香は、女から嫌われるのか コラム 仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」 なぜ藤原紀香は、女から嫌われるのか? 父親との会話に垣間見える「私は正しい」の姿勢 2015/06/04 21:00 藤原紀香女のためのテレビ深読み週報 挫折、努力、成功。女性の好きそうなものが3つ並んでいるにもかかわらず、紀香の人気は、そう高いといえない。「週刊文春」(文藝春秋)が行う「女が嫌いな女」アンケートで毎年ランク入りし、投票者である読者からは「自意識過剰」といった厳しいコメントが寄せられている。 こんなに頑張ってるのに、なぜ紀香の好感度は高くないのか。つらつら考えながらこの密着映像を見ていると、その答えが途中でわかった気がした。 同番組で紀香は、芸能界入りを反対していた父と食事をする。先に店にやって来た紀香は、メニューの中に「じゃがいも饅頭」を見つける。父がじゃがいも好きであったことから、紀香は冒頭のように「食べたいやろ? 頼もうか」と述べ、じゃがいも饅頭を注文するように勧めるが、父親は「え?」と驚いた後は、無言のままだった。表情から考えるに、じゃがいも饅頭は好みでなかったようだ。 家族の好みがわからないのは、まだいい。面白いのは、わからないにもかかわらず、決めつけて頼もうとする姿勢である。自分のこと以外興味がなく、自分は正しいと信じ込んでいて、人の話を聞いていないという、自分磨き好きな人の典型的欠点を紀香は抱えているように思う。 紀香の前夫・陣内智則は、かつて番組の共演者であったアジアンの隅田美保を「スタイル100点、性格100点、気づかい100点、総合2点」と表現して笑いを取ったが、紀香もこれに似ている。パーツは優れているのに、総合点が低いのだ。 紀香はつい最近、歌舞伎俳優・片岡愛之助との同棲が報じられた。本人たちは関係を否定しているが、週刊誌の写真から判断するに、男女の関係だろう。こういう自分大好きな人に、中途半端なことをすると、面倒くささは号泣する熊切あさ美の比ではない。何せプライドが高いから、「天下の藤原紀香に何してくれる」と少しの裏切りも許せないのだ。毒の入ったじゃがいも饅頭を本気で食べさせるタイプである。本人は気付いていないだろうが、崖っぷちを迎えたのは、熊きりではなく、実は愛之助なのではないだろうか。 仁科友里(にしな・ゆり) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。 ブログ「もさ子の女たるもの」 前のページ12 最終更新:2015/06/11 17:18 Amazon 『N.Perfect body』 紀香あこがれ女子がいたらご連絡ください 関連記事 保田圭、「結婚=勝ち組」を猛アピールも……安倍なつみへのくすぶるライバル心の正体『5時に夢中!』内藤聡子アナに考える、男はなぜ“ジジ殺し”に執着するのか?小籔千豊は、なぜ美魔女に怒るのか? 「白髪染めを我慢する母」賛美の単純すぎる本心野心丸出しの上重聡アナが可愛く見えてしまう、安住紳一郎アナという“ズルい男”ワケあり夫・斉藤和巳と離婚も「大丈夫」!? スザンヌが“強く賢い”女である理由 次の記事 爆死中フジがすがる大物芸人とは? >