サイゾーウーマン美容・健康言葉が通じない!! トホホクーポン事件簿 美容・健康 覆面調査員が行く! 増加する中国系激安マッサージ店の盲点!! “言葉が全然通じない”トホホなクーポン事件簿 2015/04/12 21:00 覆面調査員が行く! Photo by Thomas Wanhoff from Flickr お安い金額で、イイことしたい! 得したい!」という女の欲望を刺激する、「クーポン雑誌」「クーポンサイト」が巷に溢れまくっている現代――。しかしあまりの安さに、「こんなに安くて大丈夫?」「逆に損するなんてやーよ!」と、クーポンに半信半疑の人もいるはず。そんなあなたに向けて、女が特に気になる「美容・健康クーポン」を、世界で最も「安い!」に弱い大阪出身の女性ライターが、覆面調査員としてレポートしちゃいます! 日本人だけでなく、中国や韓国などアジア圏の施術者が在籍するマッサージ店は少なくない。技術力が確かで、日本語がそれなりにできればまったく問題はないのだが、中には、まったく言葉が通じず、えらい目に遭わされるなんて失敗談も。 以前訪れた神保町のマッサージ店では、場末の飲み屋風の中国人従業員が、ド派手なワンピース姿で現れ、それだけでも「店を間違えた?」とビビったが、さらに複数のコースから選べるはずのマッサージを「1つしか、できない!」と片言の日本語で押し切られたことがあった。このように、コミュニケーションがとれないと、「クーポンに明記されていたメニューがちゃんと行われていない!」というクレームもうまく通じずに、かと言って、正規の料金じゃないしと強くも出られず、やきもきしてしまうことがある。今回は、そんな「凝りをほぐしにいったのに……」というトホホなマッサージクーポン体験談をご紹介する。 潜入その1 枕元に転がってるソレは……?/上野・N 【メニュー】肩コリなど気になる悩みをスッキリ解消60分 【クーポン価格】1,900円(69%OFF) 体がとにかくダルい……そんなとき、「当日予約OK」の言葉に飛びついてクーポンを購入したのが上野のN。そこは、上野駅から歩いて数分。いまにも崩れ落ちそうな古いビルの中にあった。 予約の段階から、「日本語はかなり苦手そう」なお姉さんが対応してくれたことが気になりながらも、店に到着。すると早速、クーポン内容とは違う「アロマオイルマッサージ」を勧められた。「すごいイイ。アロマ選べる。追加500円ネ!」とのことで、まぁ500円追加なら……とアロマを選択したが、これがそもそもの間違いだった。普通はアロマを扱う店なら、ブレンドも可能だと思うのだが、ブレンド知識はまったくないようで「アロマ、1つ選ぶだけ」という。 そして、着ているものを全部脱いで、紙パンツだけになり、どことなく湿ったベッドに横になる。この時点でテンションは下降気味だが、マッサージが開始されてビックリ!! 選んだアロマのビンが枕元に転がしたままなのである。しかも、日本語がほぼわらからないのか、こちらが必死で要求するまで、オイルにアロマを一切混ぜようとせず、中国語でほかの店員とおしゃべり三昧。 手技の方も、今まで受けたマッサージの中でもかなりの低レベル!! なにせ、オイルを手につけ、同じストロークをただただ繰り返すだけ。圧のかけ方も微妙。実のところ、本場中国系のマッサージは、技術力があるお店も多いのでガックリきてしまった。 帰りに「コレ、会員券。マッサージ安いよ。60分2,000円」と、クーポン価格と同じ割引券をもらった。おねえちゃんに触ってもらいたいだけのオジサンにはいいだろうが、正直、正規価格6,300円はかなりボッタクリだし、クーポンを使っても相当微妙。とりあえず、「アロマ混ぜてないよ!」という日本語だけは知っておいてほしい。 クーポン満足度評価/★☆☆☆☆ リピーター思案評価/★☆☆☆☆ ※ネタにはなれど、二度と行かない!! 12次のページ Amazon 『日本語と中国語の落し穴―用例で身につく「日中同字異義語100」』 関連記事 「ギックリ腰になりそう」連呼は怪しい!? “骨盤矯正”クーポン客への勧誘手口を大暴露!「漢方の煙をアソコに当てる」話題の美容サロンで見た、クーポンの“言ったもん勝ち”マジックまるでヘタな奇術師!? チタンカプセルのクーポン店で見た、必死すぎる客引きの実態これってクーポン差別? “やらずぼったくり”な美容院のトリートメントに喝!人気クーポン店なのに、予約ガラガラ? 危険物件・足裏マッサージ店に潜入!