サイゾーウーマンコラム欽ちゃんに待ち構える明るい未来 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 駒澤大学に入学した、「大学1年生」の欽ちゃんに待ち構える明るい未来とは 2015/04/10 21:00 週刊ヒトコト斬り ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎今年のメイン企画決定 すごいなつんく♂。プロデュースとはこうあるべき、という、パーフェクトな演出での声帯摘出報告。秋元康と小室哲哉とはもうコラボ発案済みだっていうし、モー娘。も、パッとしない面々ほど、ここぞとばかり絡みたがるだろうし、「喉頭がん」という病気の予防や治療の啓蒙ということでも仕事の幅が広がるだろうし。大卒ということも広く知らしめられた。見事見事。 今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)では、さぞかしいろいろたっぷりねっちりやるんだろうな。……そこだけ今から眉間に皺が寄るのは許してほしい。 ◎電通さん、見つけましたよ~ 欽ちゃん、駒大入学式に出席。何か大きくピースサインしたりしてた。ヒヤヒヤ。また隣に座ってる学生が、仏教関連だけに坊主頭のことさら静かなキャラだったりして、周囲との温度差が……。新入生たちは、インタビューされると、口を揃えて「しゃべってみたい」「一緒に飲み会とかしたい」とコメント。ICUの新入生たちの、佳子様に対する発言と、ベクトルとしては一緒であったが、これもかなりの温度差が。欽ちゃんは遠くにありて思うもの。 これから、「初めての新歓コンパ」「初めての野球部」「初めての授業」「初めての学食」「初めての試験」と、ワイドショーのヒマネタ要員として活躍必至であろう大学生欽ちゃん。「初めてのライン」ってのもあるのかもな。「これね、若い人みーんな使ってんの。どんなんかなー、無理かなーって思ってたんだけど、使ってみたら意外とカンタンで、すっごく便利なのよ」なんつって、今一つラインになじみの薄い年寄り向けの広告塔になったりして。つんくに続いて、金の匂いが急に濃厚になった物件である。 ◎ダークホース登場 欽ちゃんつながりであるが、あばれる君って、世が世なら「欽ちゃんファミリー」のスターだったかもしれないな。不安定だが人畜無害、かわいがりに対する耐性、ロケでの年寄りとの合口の良さ、記号としてわかりやすく「笑」を発信する容貌と、何もかもが何かこう、いにしえの欽ちゃんファミリーのスターって感じである。しかも、プロフィール見たら、あばれる君って駒澤大学出てやんの。点が線に。欽ちゃん注目の今、「先輩ですが」つって、あえてあそこの門を叩いてみるのも一興かもしれない。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、1月16日に新刊『今井舞がゆく! 気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)発売。 最終更新:2019/05/22 16:28 関連記事 テレビ公開告白が成功した春香クリスティーン、「自称処女」の看板に生じる責務YOSHIKIが自身の過去エピソードについて黙秘を貫くべきだったワケ『マッサン』エリーの主演決定で考える、ブロードウェイ『CHICAGO』の果たす意味垢抜けない私生活でわかった、工藤静香が日本の“象徴”たるゆえん海老蔵の「改名」タイミング&新ネームが醸し出したモノ 次の記事 『いっぷく』、2.0%で泥船状態 >