サイゾーウーマンコラムYOSHIKIは反論すべきでなかった コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 YOSHIKIが自身の過去エピソードについて黙秘を貫くべきだったワケ 2015/03/13 21:00 週刊ヒトコト斬り YOSHIKI公式サイトより ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎墓荒らし急増? 『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)で放送された、自身のエピソードに反論したYOSHIKI。「たまたま見てしまいました」て。『ミになる図書館』を見るYOSHIKI、そしてそれに反論するYOSHIKI、反論したばっかりに、「髪のセットが半分だけなのは時短のため」「泥酔してラジオ乱入」といった話が拡散する結果となったYOSHIKI。全てのまぬけは、反論しなければ防げたはずなのに。なぜに。 このせいで、何かまた『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)を思い出してしまったな。「ゲイリー・ヨシキ」という爆弾を抱えている以上、YOSHIKIには、過去に関して、スルー以外の対処法は、ない。 ◎この恨み、どう晴らす 妊娠するも、交際相手の社長に入籍拒否宣言をされていた仁科仁美。この理不尽に、母の仁科亜季子を始め家族は大反発。しかし、仁美本人だけが「彼について行く」と心を固めているらしい。「本人がいいって言ってるんだから、いいじゃない」という結論を導き出すのは簡単だが、やしきたかじんの件があるからなぁ。「本人がいいって言っても、やっぱダメ」を言い続ける人間がいてくれる大切さ。享受しましょう。 しかし、株をやってる知人は「この社長の会社の株、買ってもいいかも」と言っていた。「仁科仁美とは結婚したくない、とキッパリ公言」という社長の姿勢に、ビジネスの風を感じたというのである。 ま、株のことはわからんが、仁科亜季子は、法的措置うんぬんよりも、彼の会社の株をありったけ買っとくというのもアリかもしれない。大儲けしたら、それはそれで新たに哀しいが。 ◎また会う日まで! 放送1000回にして「キンキン最終回」を、特に喧伝もないまま、淡々と放送していた『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)。 これが他局だったら、ギネス最年長司会者のアピールも含めたキンキンと番組との歩み、ケロンパからのねぎらいの言葉、涙涙の共演者、歴代アシスタントが花束を持って駆けつけ、最後はうやうやしくキンキンからの挨拶と、これでもかの味付け段取りで2時間押し切るところであるが。 不祥事で映せなくなったとか、急病で出られなくなったというワケでもないのに、この抑揚のなさ。何もかも裏読みした後に来るこの清々しさこそ、さすがテレ東、さすが『アド街』の面目躍如ということなのか。あまりの平板さに、逆に「キンキンが知らないだけだったら、どうしよう」という不安が、少し胸をよぎったが。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、1月16日に新刊『今井舞がゆく! 気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)発売。 最終更新:2019/05/22 16:29 関連記事 垢抜けない私生活でわかった、工藤静香が日本の“象徴”たるゆえん海老蔵の「改名」タイミング&新ネームが醸し出したモノ『サンジャポ』MXも匙を投げた、“アウト”人物・脊山麻里子に引導を渡す人物とは火花散る「やしきたかじん妻」報道に決着をつける、「殉愛」の証明方法とは恋人とのツーショット写真公開に香る、中山美穂の暴走する“欲望” 次の記事 月9ヒロイン・沢尻エリカ、大復権の裏側 >