サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「CLASSY.」高学歴女子に厳しい一言 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「CLASSY.」4月号 「CLASSY.」の悩める“高学歴女子”特集で、高学歴男子が放った真っ当なひと言 2015/03/14 16:00 女性誌速攻レビューCLASSY. 「高学歴であることが足枷になってなかなか恋愛に発展しない」「『可愛げがない』と上司に言われても……どうしたらいいんですか」などの悩みに対する賢者たちのアドバイスも、「学歴の話になる前に小さな気配りで『気遣いのできる女性』だと示して」「男性に媚びずに生きてきた分、見た目で女性らしさを演出するのが肝」と、全体的に軽~くスベっているというか……。 高学歴女子問題の本質をズバっと指摘しているのが、商社勤務の慶大法学部卒、通信会社勤務の東大経済学部卒、IT関連会社勤務の早大政治経済学部卒の3人による「【高学歴男子】覆面座談会 学歴うんぬんより『賢い女性』かどうかを見ています」で、「同じような環境で生きてきた『高学歴女子』は、むしろ話しやすい」「高学歴女子は、女性として賢いな、と思いますね。どうしたら男が喜ぶか分かっているような」と、おおむね高評価。「高学歴で、インテリぶっていたり、理詰めな話し方だったりすると、ちょっと引かれることはあるかも。それは学歴ではなく、人間性の問題ですよね」「学歴をアピールする高学歴女子は見たことがない。謙虚に賢くやってるイメージ」。言っちゃった……「人間性の問題」だって言っちゃった!! 恋に奥手なアニオタ女子もフランス人建築家と恋に落ちるし、男が引いちゃう高学歴女子も実は高スペック男性からは引く手あまた。結局は「人間性の問題」とは、夢も希望もない話ではあります。この企画で共感できるのは、“うまくいかないのは人間性以外のせいにしたい”という女たちの気持ち。しかしそこから早々と脱却した者だけが、SNAPページでギンギンのペアルック……じゃない、「リンクコーデ」を決められるわけでありましょう。ただ1つ気になったのは、これまで散々提言という名の暴言を繰り出してきた男性座談会ですが、今回に限り男性参加者の顔にイラスト処理がされていたこと……今さら感が過ぎるってもんですよ!! (西澤千央) 前のページ123 最終更新:2015/03/14 16:00 Amazon CLASSY.(クラッシィ) 2015年 04 月号 [雑誌] 「CLASSY.」には“ネタで話題に”という安易な道を選んでほしくない 関連記事 暴言・妄言・上から目線! 「CLASSY.」がモテ言説に“男の本音”を悪用しすぎてる問題鉄オタ女子、「女子」呼称問題……遅れてきた「CLASSY.」の女子の自意識は、やはり男目線「CLASSY.」がコンサバの三種神器「ヒール・コテ・白ワンピ」を斬り捨てた!「CLASSY.」の“西海岸・東海岸男子”の具体例が究極の二択すぎる!流行は「シンクロ服」! 「CLASSY.」で学ぶ、第一線の"モテ市場"動向 次の記事 気象が原因で足がダルくなるらしい! >