絞首プレイの恐怖体験から悟った、自分の凡庸さ

2014/01/19 20:00

【messyより】

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 地元に帰省した時に会った男友達が急にかっこよく見えてしまったという経験はありませんか? 学生時代はなんとも思わなかったはずなのに、お互い大人になり外見も内面も多少は成長した状態で再会すると、「えっ? コイツってこんな表情するっけ?」「昔はアホみたいなことしかしてなかったけど、今はちゃんと仕事頑張ってるんだな」とキュンとしたり……。

 学生時代から知っているという居心地のよさに加え、仕事に追われる毎日から解き放たれ、幼少期を過ごした地元でリラックスしているという心理状態が作用し、その男友達が3割増しでかっこよく見えてしまう、それが“地元・マジック”。これにお酒が入ったことで判断力が低下し、フツメンがイケメンに見える“アルコール・マジック”が追加されれば、昔からの知り合いが多く、噂に尾ひれがつきやすい地元での危険すぎるワンナイトラブへとまっしぐら。「帰省中に昔からの知り合いと今更ヤッちゃう痛い女」のレッテルを貼られる可能性大です。しかし、ビッチに限っては、そんなレッテルもなんのその。「ヤリたいからヤる」のみなのです。

 ある年の夏、田んぼと川と山しかない自然に囲まれた我が故郷に帰省した私。ちょうどお盆の時期で、県外で働く友達も帰省している人が多く、せっかくなのでみんなで飲もうということに。高校の同級生が20人近く集まり、高校時代の思い出話やそれぞれの近況について語り合い、楽しい時間を過ごしていました。……

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最終更新:2014/01/19 20:00