サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビューミニワンピ女を断罪する「日経W」 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「日経ウーマン」12月号 ミニワンピ姿の新入社員を断罪、「日経ウーマン」マナー特集が小姑の告げ口状態 2013/11/14 16:30 女性誌速攻レビュー日経ウーマン ■味気なさすぎのランキング2013 さて、最後に「働く女性がハマったものランキング2013」について一言言わせてください! このランキングが本当に、箸にも棒にもかからないんですよ。好きなお菓子ランキング1位はじゃがりこ、よく飲むペットボトルランキング1位が伊右衛門、好きなアパレルブランドランキング1位がユニクロ……ってどれもこれも定番かつお手軽なものばかりで、まったく目新しさなし。来年も再来年も同じ結果になりそうですね! さらに衝撃を受けたのは、「ファッション&美容のトレンド2013」。使っている洗顔料ランキングでは、1位がビオレスキンケア洗顔料(花王/330円)、2位が洗顔専科パーフェクトホイップ(資生堂/420円)とのこと。「どこでも買える」「毎日使うものだからリーズナブルなものを」というコメントつきで、ドラッグストアの店頭に積んであるロングセラー製品がランキングを独占する結果に。こんなんでランキングやる意味あるのか!! と筆者は本誌をぶん投げました。 値段とか手軽さとかそういう目に見える価値じゃなくて、味とか機能性とかバリエーションとかそういう、使ってみないとわからないモノの価値のあるものを紹介してくれてもいいじゃないかと。ついでにもう1つ言わせてもらえば、今頃になって『半沢直樹』(TBS系)と『あまちゃん』(NHK)のヒット理由分析に見開き2ページを割くのもちょっとどうかと思います。世間のブームに乗っかりたいという思いが伝わるだけに、ちょい遅れ感が虚しすぎます……。 さて、熱く語りすぎて小特集「やり直し断捨離術」に触れることができませんでした。「“断捨離部”、始動!」と銘打ち「断捨離のトレーニングは、学校の部活動と思ってください」「行動した分、断捨離の“筋力”がついています」等と語られる、超体育会系のこの特集にも見どころは山ほどあったのですが、数か月後にはきっとまた似たような特集が組まれると信じて、今回は筆を置きたいと思います。 (早乙女ぐりこ) 前のページ123 最終更新:2013/11/14 17:06 Amazon 『日経 WOMAN (ウーマン) 2013年 12月号 [雑誌]』 社会は学級会じゃないんだよ! 関連記事 個人名刺を配り歩けば世界が広がる、人脈バカ「日経ウーマン」の浅はかさ「笑顔」と「自信」でOK? 「日経ウーマン」産後の職場復帰方法に疑問恋愛とは結婚までの検証期間!? 「日経ウーマン」の利益重視な「正しい恋愛」ユニクロ、しまむら大活用「日経ウーマン」ファッション特集は、やっぱりダサかった仕事と家庭の両立を「女性だからこその強み」と美化、「日経ウーマン」の欺瞞 次の記事 矢口不倫愛続行は「傷のなめ合い」? >