美容・健康
大久保ニューの【美のぬか床】 第6回

汚部屋暮らしの私が化粧水を手作り!? 異国のライフスタイル「天然生活」体験☆

2013/08/24 19:00

 その後、一色紗英や小島聖など、「天然ドヤ」な女を話題に盛り上がっていたのだが、ふと、「うつろちゃんって、憧れの有名人とかっているの?」と質問してみた。すると「伊藤蘭さん☆」との答えが返ってきた。意外なような気もしたが、「いつまでもコケティッシュな魅力があるところが素敵☆」との説明を聞き、なるほどなーと思う。確かにいまだ華のある笑顔がチャーミィだ。それを聞いたJ子が「うつろさん、ランちゃんぽいですよね」と言った瞬間の、うつろさんの口角の上昇を、私は見逃さなかった。10年来の友人だが、こんなにうれしそうな顔は、結婚式以来だよ。化粧水は30円で、J子のホメ言葉はタダ。女の潤いに値段は関係ないのかもしれない。

「天然生活」な香り!

 2時間経過。冷蔵庫から取り出してみると、それは見事な硬めのクリームができ上がっていた。うつろさんが「クリームの方が、香りがずっと残るよ」と言うように、さわやかな香りに包まれてウットリ。時をかけそう☆ 塗った後の顔の照りもちょうどいい。あと1回分のシアバターが残ったので、J子に「簡単だから家で作りなよ」と持ち帰らせようとしたら、「えーと……今、できないんですよね……ガスが止められていて……」と、J子。アンタも天然生活から遠いライフスタイルみたいね……。さすがは私の相棒だわ!

大久保ニュー(おおくぼ・にゅー)
1970年東京都出身。漫画家。ゲイの男の子たちの恋愛や友情、女の赤裸々な本音を描いた作品を発表。著書に『坊や良い子だキスさせて1』(テラ出版)、『東京の男の子』(魚喃キリコ、安彦麻理絵共著/太田出版)などがある。
HP ・ブログ ・Twitter

『手作りスキンケアで透明美人肌になる!』(著)うつろあきこ(監修)前田京子
「お肌に安全なものを使いたい」「でもオーガニック化粧品は高すぎる」そんな人にオススメな手作りのオーガニック化粧品。手作り石けんブームの火付け役である前田京子さんの監修で、漫画家のうつろあきこさんが、化粧水、美容オイル、保湿クリームなどのスキンケアアイテムを手作りしてみた1冊。

最終更新:2019/05/14 20:22
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