サイゾーウーマンカルチャー漫画レビュートンデモ設定!? 妖怪との恋物語 カルチャー イケメン妖怪との恋物語!? トンデモ設定が楽しい『月に叢雲 花に風』 2013/06/04 15:00 もしある日突然、妖怪や神、天人といった、人間ではないものの存在が見えるようになったら――オカルト好きの人にとっては、興奮せずにはいられない設定のマンガ『月に叢雲 花に風』。1992年から「プリンセスGOLD」(秋田書店)で10年近く連載された、マンガ家・津寺里可子の大ヒット作品です。 平凡な女子高生・天竜若菜は、恋人の矢部まさるとファーストキスを交わした直後から、妖怪が見えるようになってしまう。そして、自らに妖怪・雨男である“叢雲”が取り憑いていることを知る。初めはそれを疎ましく思っていた若菜だったが、襲い掛かる妖怪から身を守ってくれる叢雲に恋心を抱くように。矢部と叢雲の間で揺れ動く若菜の気持ち、そして叢雲の宿敵ガルーダとの攻防の行方は――。 少女コミックの定番である三角関係ですが、それが妖怪と人間との間で繰り広げられるのは珍しいですよね。妖怪ものということで、さぞやおどろおどろしい恋愛劇が繰り広げられるのでは? と思う方もいるかもしれませんが、叢雲はとってもイケメンで、しかも『水戸黄門』(TBS系)を見るのが趣味という愛すべきキャラクター。そんな叢雲にどんどん心を開き、さまざまな妖怪と出会いながら若菜が成長していくのも、本作の見どころの1つです。 男日照りすぎて、「いっそ妖怪にでも見初めてもらいたい」とうらぶれる女性に読んでもらいたい、『月に叢雲 花に風』。今なら「Renta!」で1巻が丸ごと読めちゃうキャンペーンを実施中。簡単な登録だけで楽しめるので、ぜひアクセスしてみてはいかがでしょうか? 最終更新:2014/04/01 11:20 次の記事 「steady.」自信アップ術のささやかさ >