サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場どういう立ち位置!? ”徹子の部屋芸人”になった雨上がり 芸能 [TVツッコミ道場] どういう立ち位置!? ”徹子の部屋芸人”になった雨上がり 2009/09/05 17:00 TVツッコミ道場黒柳徹子徹子の部屋出川哲朗アメトーーク!雨上がり決死隊 今回ツッコませていただくのは、雨上がり決死隊&出川哲朗がゲストとして登場した、8月31日放送分の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。 雨上がり決死隊と徹子の結びつきと言えば、ご存じ、『アメトーーク!』(同)の「徹子の部屋芸人」企画。 『徹子の部屋』で散々な目に遭った芸人たちが集う同企画が好評で、この日の様子も、後日、『アメトーーク!』で放送することを想定して収録されていたが、それにゆえに、前半は、徹子の良さをことごとく潰す内容となっていた。 「面白い話をしてくださいます、雨上がり決死隊のお二人」という、ハードルを上げる冒頭のフリは、もはやお約束になってしまい、完全なる予定調和である。 徹子が、『アメトーーク!』用にノッてくれているだけであって、徹子の懐の深さばかりが際立ち、本来の突拍子もない面白さは雲散霧消してしまっている。 加えて、終始、『アメトーーク!』のカメラを意識している宮迫の余裕のうすら笑いと、時折、カンペを見ているらしい右下を見る仕草は、不快感を覚えるほどであった。 真摯に正面から向き合ってこそ、敬意を持って対話してこそ、徹子の素晴らしさ・面白さがわかるというものなのに、宮迫の頭の中にあるのは、「自分が『アメトーーク!』でどう映るか」ということのみ。徹子に対する敬意が全く感じられない、小馬鹿にした様子には、2ちゃんねるなどのネット上でも「なぜ上から目線なんだ」「宮迫が徹子の良さを潰していた」「敵前逃亡」などの罵声が噴出していた。 結局、雨上がり決死隊が出た前半は面白みが皆無であり、彼らが客席に退いた後、続いて「イジられ役」として引っ張り出されたのが、出川哲朗である。 だが、打者交代によって、ここから番組は一転した。 「こんな格式高い番組に出演させていただいて」と硬い口調と赤い顔で言う出川に、徹子は 「ハンサムでステキ。いつもこうやって(スーツ姿で)出ていれば良いのに」「ほんとよ。こうやってれば、敬わなければいけない感じがする」と褒めちぎる。 真摯な態度の出川相手に、受け止める徹子も真摯で、出川のリアクション芸を見るために、「なぜか出川の腕をたたいたりしながらスネる女子」みたいな珍妙な小芝居までしてくれていた。 だが、ここでも残念だったのは、せっかく面白い二人のやりとりに水をさすように、時折、宮迫の大げさな笑いと笑顔が割り込んでくること。これも『アメトーーク!』用であり、やっぱり自分がどう映るかしか興味がないようである。 出川―徹子の噛み合ったやりとりの後、番組の締めに、雨上がり決死隊の二人がステージ上に戻ったとき、徹子はこんな質問をした。 「今日は、どうでした?」 それに対する宮迫の答えは……。 「ええ、良かったです」 いったい何目線なんだろう? 宮迫の立ち位置って……? 「『徹子の部屋』の素晴らしさをわかってない芸人」「徹子の面白さを間違えちゃった芸人」として、今後、『アメトーーク!』で企画してはいかがでしょう? (田幸和歌子) 『純喫茶磯辺』 なんつーか、もう俳優(気取り)だしね。 【関連記事】 芸人キラー徹子、新挑戦者のアンタに猛ラッシュ.そして奇声 【関連記事】 「他にもっとないの?」 “芸人殺し”徹子に、さまぁ~ずがリベンジ … 【関連記事】 「あの松本人志もオススメ」セールスフレーズ化する松ちゃんの言葉 … 最終更新:2009/12/29 17:53 次の記事 錦戸亮も好演! 24時間テレビの感動ドラマ4作が一挙リリース >