サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率【視聴率】『キャスター』最終回12.0% 芸能 【視聴率】『キャスター』最終回12.0%で『御上先生』超えも……気になる続編と“6番手”韓国俳優の扱い 2025/06/17 15:00 サイゾーウーマン編集部 テレビ 【サイゾーオンラインより】 永野芽郁(写真:Getty Imagesより) 阿部寛主演ドラマ『キャスター』(TBS系)の最終回が6月15日に放送され、平均世帯視聴率12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人7.1%を記録。昨今の「日曜劇場」としては高視聴率となった。 目次 ・『キャスター』「社会の縮図」を映すドラマとしての強度 ・永野芽郁と密会のキム・ムジュン、クレジットは6番目も…… ・『キャスター』期間平均視聴率11%で前作超え 『キャスター』「社会の縮図」を映すドラマとしての強度 完全オリジナルストーリーの『キャスター』は、テレビ局の報道番組を舞台に闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく社会派エンターテインメント。型破りなキャスター・進藤壮一を阿部、その進藤に振り回される総合演出・崎久保華を永野芽郁、進藤を尊敬するジャーナリスト志望の新米AD・本橋悠介をなにわ男子・道枝駿佑が好演した。 最終回は、原子力関連施設が集中する芦根村を舞台に、43年前に起きた自衛隊輸送機墜落事故と、それを取材していた父・松原哲(山口馬木也)の死の真相に進藤が迫るストーリー。同作の印象について、ドラマライターの北村有氏はこう語る。 「日曜劇場らしい骨太なテーマと、ドラマティックな展開が駆け抜けていったなあ、というのが率直な印象です。阿部寛さん主演という時点で重厚感がある作品になりましたが、特に自衛隊輸送機墜落事故をめぐる闇が、国のトップにまで及ぶ構造的な腐敗として描かれた点は、『社会の縮図』を映すドラマとしての強度を感じさせてくれたと思います。進藤の報道マンとしての信念と、過去と向き合いながら泥臭く真実を追い続ける姿勢は、作品の背骨として魅力的に機能していたように見えます。 また、永野芽郁さん演じる崎久保の成長と決断も注視されていましたが、最終回に近づくにつれ一気に存在感を増したのは、ヒコロヒーさん演じる鍋田雅子でしたね。報道の裏で動く人間の静かな勇気や、過去に封じられていた『三人の約束』の真相など、多層的な物語が絡み合い、ラストは『終わり』でありながら『始まり』も予感させる絶妙な幕引きでした。これは池井戸作品を彷彿とさせる泥臭い正義が生きた秀作だったと思います」 永野芽郁と密会のキム・ムジュン、クレジットは6番目も…… そんな最終回では、timeleszの寺西拓人が怪しい男の役で約10秒ほど登場したことも話題となっている。前出の北村氏が話す。 「終盤のほんの数秒、しかもセリフは電話でのやり取りのみ。それでも寺西さんの登場は、視聴者の心に強い印象を残したのではないでしょうか。足を引きずる謎の男の存在も相まって、さらなる推理を誘う余白があり、まさに“ラストワンカットの衝撃”として機能していたと思います。寺西さんの、主に舞台での経験で培われた存在感と柔和な雰囲気は、たった数秒の出演でも不穏さを醸し出すのに一役買っていました。 寺西さんは映像作品の出演はまだ少ないものの、ステージでの集客力や安定した芝居力には定評があります。今回の起用は、演技力だけでなく話題性・将来性を見込んだものでしょう。続編や劇場版への橋渡しとしてこれ以上ないカードが切られたという印象もあります。今後、もし続編や劇場版があるとして、彼がどのようにこの作品の世界観に食い込んでくるのか、次の展開が非常に楽しみです」 一方、同作にADのチェ・ジェソン役でキャスティングされていた韓国人俳優のキム・ムジュンは、4月発売の「週刊文春」(文藝春秋)で永野との“お泊り密会”が発覚。以降、たびたび出番のない回があったが、最終話にはチラっと映っていた。エンタメ誌の編集者が言う。 「ムジュンさんは、クレジット上は=LOVE・佐々木舞香さんやヒコロヒーさんより上の6番目に名前が記されています。それもあり、彼の活躍を楽しみにしていたファンも多かったようですが、フタを開けたら出番が極端に少なかったため、『文春砲の影響で減ってしまったのではないか』と疑う視聴者も少なくない様子。現在ムジュンさんのSNSには、ファンからは『日本を嫌いにならないで』といったコメントも寄せられています」 『キャスター』期間平均視聴率11%で前作超え なお、『キャスター』の平均世帯視聴率は、初回が14.2%の高視聴率で発進、第8話で初めて1ケタに数字を落としたが、第10話にあたる最終回で2ケタに回復。期間平均は11%で、同枠で1月期に放送された『御上先生』の期間平均10.7%や、昨年10月期の『海に眠るダイヤモンド』の期間平均8.3%を上回る好成績となった。 最終回で次の展開を想像させるような意味深なシーンがあったことから、映画化やシーズン2の制作が期待されている『キャスター』。過去にも日曜劇場の阿部主演ドラマがシリーズ化されているだけに、可能性は十分ありそうだ。 永野芽郁、活動休止状態も……主演大作映画が連日1位! 『はたらく細胞』大ヒットの理由とは?【サイゾーオンラインより】 4月の不倫報道後、来年のNHK大河ドラマや自身の冠ラジオ番組への出演を辞退した永野芽郁。今後の活動がファンから心配される中、Ne...サイゾーウーマン2025.06.16「田中圭の仕事がなくなることはない」永野芽郁が引退危機も、田中主演舞台は絶賛の嵐! 今日から大阪公演スタート【サイゾーオンラインより】 永野芽郁の引退危機が指摘される中、業界内では「田中圭の仕事がなくなることはない」と見る向きもあるようだ。 目次 ・永野芽郁、...サイゾーウーマン2025.06.02 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2025/06/17 15:00 日本を嫌いにならないで 関連記事 『べらぼう』村上春樹よりも格上だった? “インフルエンサー&超エリート武士”恋川春町の数奇な晩年【視聴率推移】『特捜9』最終回は7.8%“拡大なし”で「あっさり終わっちゃった」……高視聴率なのになぜ終了?『薬屋のひとりごと』が22週連続1位! 『名探偵コナン』ほかアニメ健闘も、3位に『水曜日のダウンタウン』【人気動画TOP30】『あんぱん』第52回 インスタントな伏線回収、ズルい作劇が描き出す「戦争のユルさ・甘さ」の話『べらぼう』蝦夷地をめぐる松前藩の過剰な搾取と藩主・松前道廣の凶暴性の真相と蔦重と歌麿の“夫婦的”描写 次の記事 中居正広、“法廷闘争”の可能性は >