櫻井翔『放送局占拠』発表でファンの反応は？　『大病院占拠』『新空港占拠』最終回の視聴率振り返り

2025/05/29 15:00

サイゾーウーマン編集部

櫻井翔『放送局占拠』発表でファンの反応は？　『大病院占拠』『新空港占拠』最終回の視聴率振り返りの画像1 — 主演の櫻井翔（写真：サイゾー）

　7月期に放送予定の嵐・櫻井翔主演“○○占拠”シリーズの第3弾。タイトルが『放送局占拠』（日本テレビ系、土曜午後9時）であることが5月27日に発表され、ネット上では同局『24時間テレビ』とのコラボを期待する声も散見される。

『大病院占拠』『新空港占拠』の視聴率は？

　同シリーズは、刑事の武蔵三郎（櫻井）が武装集団に立ち向かっていくタイムリミットバトルサスペンス。2023年1月期に鬼の面をかぶった武装集団が大病院を占拠する『大病院占拠』、24年1月期に干支の面をかぶった武装集団が空港を占拠する『新空港占拠』が放送された。

　どちらもツッコミどころ満載の演出やストーリーの考察といった話題でネット上が大盛り上がりとなり、TVerの視聴回数で大健闘。平均世帯視聴率では『大病院占拠』の最終回が7.9％（ビデオリサーチ調べ、関東地区／以下同）、『新空港占拠』の最終回が7.6％を記録し、共に注目度の高さがうかがえる数字となった。

　同シリーズの魅力をドラマライターの北村有氏が語る。

「このシリーズがここまで続編を重ねてきた背景には、ただのサスペンス枠にとどまらない“お祭り感”のある演出が巧みに仕込まれている点が大きいと思っています。『大病院占拠』で鬼の仮面をかぶった犯人集団が登場した際には、非現実的ともいえる設定や、どんな爆発の現場にいても無傷で帰ってくる主人公の姿にSNSが沸き、『これはそういう世界観なのだ』と視聴者が一種の共犯関係に入るような一体感が生まれたように見えました。『新空港占拠』では干支の仮面というネタ要素を引き継ぎつつ、犯人側の残虐性が増すなど、シリーズとしてのスケールアップも図られていたと思います。

　毎回の占拠場所と仮面モチーフの“発表”も視聴者にとっては恒例行事になり、今回は“放送局”というまさにメディアの心臓部が舞台。シリーズ3作目にして、視聴者の予想を裏切る意外性と、櫻井翔さん本人にとっても“身近な場所”というメタ視点のおもしろさが加わることに、早くも注目が集まっていると感じます。多少のご都合主義すら『占拠シリーズだしね！』と肯定できる懐の深さこそ、このシリーズ最大の強みではないでしょうか」

『放送局占拠』、『24時間テレビ』とコラボが期待されるワケ

　第3弾の占拠場所発表にあたり、櫻井は「自分にとって、とても身近な場所なので、こうきたか！という驚きとともに、多くの方は足を運んだことのない場所なので、どういうふうに見てもらえるのか、今からとても楽しみにしています」とコメント。

　ネット上では「今までは鬼たちや獣たちもネット配信でしたが、今回は24時間テレビでもジャックするんじゃないでしょうか」「まさか24時間テレビも占拠したりして」などと予想する声も見られる。

　なお、くりぃむしちゅー・上田晋也らが総合司会を務める今年の『24時間テレビ』は、『放送局占拠』放送中の8月30日・31日に放送予定。例年、『24時間テレビ』の放送日は連ドラの放送が休止となるが、“○○占拠”シリーズはドラマ外での多彩な“仕掛け”が期待されるため、『24時間テレビ』となんらかの形でコラボするのではないかと予想する人もいるようだ。