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Hey!Say!JUMP、山田涼介ソロアルバムは好セールスも……グループ新曲が前作より2.9万枚ダウンの要因

2025/05/30 19:00

サイゾーウーマン編集部

　Hey!Say!JUMP（以下、JUMP）にとって通算35枚目となるシングル「encore」が、5月27日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で初登場1位に輝いた。ただ、初日の売り上げは前作「UMP」（昨年9月24日発売）を下回る結果となり、一部ファンは焦りを感じているようだ。

Hey!Say!JUMP、新曲初日15万枚発進で前作より2.9万枚ダウンの要因は？

　今作は、初回限定盤1・2（CD＋DVDまたはBlu-ray）、JUMPremium BOX盤（完全生産限定盤、CD＋グッズ）、通常盤（CDのみ）でリリース。表題曲の「encore」はメンバーの伊野尾慧と女優・伊原六花がW主演を務める4月期ドラマ『パラレル夫婦死んだ“僕と妻”の真実』（フジテレビ系）の主題歌に起用されており、全形態共通のカップリングには、お笑いコンビ・ラランドのサーヤが初めて楽曲提供した「SUPER CRUISIN’」も収録されている。

　発売初日の売り上げは、15万1621枚を記録して首位を獲得。同日発売だった2位の「GRIT」（BE:FIRST）は8万1016枚のため、週間ランキングでもJUMPのニューシングルが1位をキープする可能性が高いだろう。

　とはいえ、自身の前作と比較すると、「UMP」の初日売り上げは18万473枚だっただけに、「encore」はこれより2万8852枚ダウンしている。

「『UMP』の前、23年5月発売の『DEAR MY LOVER/ウラオモテ』（17万9481枚）や、『area／恋をするんだ／春玄鳥』（22年5月発売、16万3885枚）の初日記録を超えられず、初週売り上げで20万台に届くかどうか……というところでしょう。この数字を受けて、SNS上のJUMPファンたちは『売り上げやばい。「UMP」より約3万少ない』と嘆きつつ、『「encore」の売り上げが不調そうなので“追いencore”してきた』と、CDの追加購入を報告するポストも増えてきています」（芸能ライター・阿部ベア氏）

　なお、今作は5曲収録の「encore（Special Edition）」として、サブスクリプション＆ダウンロード（以下、DL）配信が6月5日に控えている。表題曲の「encore」は、5月28日午前0時より各配信サービスにてサブスク＆DLがスタート。同日付の「オリコンデイリーデジタルシングル（単曲）ランキング」を見てみると、同曲は6位にランクイン。DL数は非公表だが、3位の「絵画」（大森元貴）の2294DL以下であることは確定している。

　初日の出足が鈍かった要因については、「『UMP』の初日18万台より寂しい数字だけど、今回はサブスクもあるし仕方ないのかな……」「サブスクが始まったから、『UMP』より売り上げが低いのかな？」と予想する声も見受けられた。

山田涼介ソロアルバムは初週11.5万枚！　ツアー最終公演は全国250館でライビュ実施の好調ぶり

　一方で、ファンの間では「なんで山田のアルバムの売り上げは良いのに、JUMPのシングルは悪いの？」「いくら初のソロアルバムだとしても、山田くんの『RED』と売り上げがそんなに大差ないのはおかしいって……」との指摘も。

「今年4月16日、JUMPメンバーの山田涼介が『Ryosuke Yamada』名義で初のソロオリジナルアルバム『RED』をリリース。こちらは初回限定盤1・2（CD＋DVDまたはBlu-ray）、通常盤（CDのみ）、『ファミクラストアオンライン限定Deep RED盤』（CD＋オリジナルグッズ）の4種類で販売されていました。初日の売り上げは9万7237枚で初週は11万4910枚をマーク。ところが山田を含め、メンバーが8人いるJUMPのニューシングルだと、初日15万台に留まったわけです。なお、山田は現在ソロツアー『Ryosuke Yamada LIVE TOUR 2025 RED』（4月26日～6月22日）の真っただ中で、最終公演は全国250館の映画館でライブビューイングも決定。山田のソロ活動に伴う出費で、彼のファンは特に“金欠”のようですが……」（前出・同）

　「encore」の初日の数字を見て、一部ファンは危機感を抱いているものの、5月28日付の「オリコンデイリーシングルランキング」（発売2日目）だと2万1618枚が加算されていた。山田のソロが好調な中、あらためてJUMPもグループとしての意地を見せられるのか、週間ランキングの結果に期待したい。