広末涼子騒動が宮沢りえへ飛び火! “りえママ”批判に反論、トンだトバッちり
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
大谷翔平&真美子夫人に第一子となる女の子が誕生! もう何から何まで完ぺきだ! 大谷くん! 彼に“スキ”というものはないのだろうか。裏表などないんだろうな、きっと。いや、何かあるのではないか。あまりの完ぺきさに“何か”を疑ってしまうのは職業病か(苦笑)。
目次
・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
・広末涼子騒動でクローズアップされる長男のエピソード
・宮沢りえに広末涼子騒動が飛び火
・青井実、生島ヒロシ、反町理、宮根誠司へ「週刊女性」の鋭い指摘
今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3
第743回(4/17〜4/22発売号より)
1位「広末涼子 万事休す 最後の手段は“国外逃亡『2世はつらい……』長男が嘆いた“親ガチャ”の末路」(「週刊女性」5月6・13日号)
1.5位「広末涼子『理想の母子家庭』という呪縛『生まれてこなければ』長男の嘆き」(「女性セブン」5月1日号)
2位「宮沢りえ『毒母と呼ばないで』娘の悔恨『41年目初めての叫び』」(「女性セブン」5月1日号)
3位「有名キャスターは老いも若きもなぜハラスメント気質なのか」(「週刊女性」5月6・ 13日号)
※「女性自身」は合併号休み
広末涼子、騒動でクローズアップされる長男のエピソード
今週もまだまだ広末涼子が話題だ。傷害の容疑で逮捕・送検された後、4月16日に釈放された広末。その際、迎えの車に乗った際の広末の笑顔や運転男性の服装や容姿が話題になるなど、“何でもかんでも批判”にさらされている。
そんな中、今週の女性週刊誌が注目したのは広末の長男の存在だった。
まずは「週刊女性」。今回の事件だけでも大トラブルだが、加えて事件と同時に主演映画の撮影トラブルも発覚し、さすがの広末も芸能界復帰が難しいと指摘する。さらに以前から子どもファーストの広末は、今回のことで、さらにその思いを強くしているらしい。
そして長男の存在だ。21年から海外留学している長男だが、“2世はつらい”“世間に顔を知られたくない”と、その心情を周囲に吐露していたらしい。そして次男は中学生、長女はまだ小学生だ。で、「週女」は“広末家の知人”の証言として、こんな結論を導き出した。
「長男の夢(将来は海外で何かやりたい)を叶える意味でも、次男と長女の暮らしを守る意味でも“海外逃亡”することも考えられると思います」
知人が“海外逃亡”なんて物騒な言葉を本当に使ったかどうかは大いに疑問だが、海外に移住するなり拠点を移すことは十分考えられるらしい。さらに興味深い証言も。
広末の自宅近隣住民によると、それまで頻繁に見かけた広末の恋人・鳥羽周作シェフの姿がここ数カ月見られないらしいのだ。
鳥羽シェフとの破局説に海外移住説。なかなかに攻めている「週女」の広末特集だ。
一方の「女性セブン」も22年にベストマザー賞を受賞するなど広末の子育てへの思いを描いているが、特に長男とのこんなエピソードが。
「多忙なときに、長男から『子供より仕事が大事なのかよ』『おれなんて生まれてこなければよかった』と言われ、ショックを受けて女優の仕事を辞めようと思ったこともあるそうです」(広末の知人のコメント)
そんな広末は、自身の体調が悪くても子どもの世話のため病院に行かず、症状が悪化したこともあったとのエピソードも記事では紹介されるのだが、なんだかデジャブ感が。
そう、前号の同誌でも同じようなエピソードが、しかも、もっと詳しく掲載されていたのだ。前号(4月24日号)には長男から「生まれてこなければよかった」と言われたこと、さらにその後のエピソードまでが記されていた。
「いまは成人している長男に『おれなんて生まれてこなければよかった』と言われた経験も明かしていて、そのときは2人旅に行って、自分の弱みをさらけ出し『あなたは最高の原動力。あなたがいなければ、いま、私はいない』と伝えたそうです」
きっと新ネタがなかったから、前号の情報を使いまわしたのね。しかも、これらエピソードは広末が過去に雑誌インタビューやテレビの情報・トーク番組などで自ら披露していたネタだ。それをまるで独自ネタのように書いてしまう「セブン」って――。
そして広末や長男も、こんなふうにクルーズアップされてしまうことは本意ではないはずだが、過去広末自身が語った“育児エピソード”がもとになっているのだから、ある意味仕方がない。子どもや家族を切り口にするのは芸能マスコミ、女性週刊誌の伝統芸でもあるしね。
宮沢りえに広末涼子騒動が飛び火
さらに広末涼子騒動は、トンデもない方向へ飛び火した。“広末余波“をかぶったのは宮沢りえの亡き母親だ。
どういうことか。広末事件の原因が考察される中、同じく少女時代から芸能界で活躍してきた宮沢と、そのステージママとして辣腕を振るっていたりえママが改めて批判にさらされているというのだ。
特に宮沢が18歳で発表したヘアヌード写真集『Santa Fe』について、「まだ10代の自分の娘を裸にしたなんてひどい」「芸能界に行かせた責任は母親にある」など、“毒親”というワードとともにSNS上に急激にあふれはじめたらしい。
さらに、これを伝える「女性セブン」記事でも、りえママの過去の行状、たとえば娘の恋人はビートたけしだとエッセイで暴露したり、貴乃花との婚約破棄もりえママの存在があったことなどが蒸し返されている。
確かにね。いまから考えるとかなり“不適切”だよね。時代を感じるよね。
だがそんな批判に対し、宮沢は4月10日のインスタで「有る事無い事で塗り固められた母」と批判に反論し、その思いをつづっている。確かにトンだトバッちりでもある。
それにしても、すごいところに飛び火した広末騒動。逆に言えば、それだけ話題性や存在感があるということでもある。現在は難しいと言われる広末の芸能界復帰だが、今後その可能性もまだ残されているかも。
青井実、生島ヒロシ、反町理、宮根誠司へ「週刊女性」の鋭い指摘
「週刊女性」の巻末ワイド「Jam Today」。大谷翔平フィーバーを批判するなど、ときに鋭い論調で迫るこのコーナー、けっこう好きです。
そして今週も注目すべき記事が。ズバリ「有名キャスターは老いも若きもなぜハラスメント気質なのか」。いいねぇ〜。
ここで俎上に上がるのは青井実、生島ヒロシ、反町理、宮根誠司だ。そして彼らのハラスメント気質に対して、こんな分析がなされている。
「皆に注目され、自分の企画が通り、人気も権力もあると驕りたかぶるのが一番の原因」
「立場の弱い人に感情をぶつけるという悪しき慣習が昔はよくありました。今でも、ハラスメントに対する感覚が麻痺している人が多いです」(芸能リポーター・川内天子さんのコメント)
よく言った! 今後も鋭い良質な記事を期待しています。