サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)元ジャニーズ中居正広SMAP映像・音声“封印”の可能性高まる 男性アイドル 本多圭の『芸能界・古今・裏・レポート』 SMAP映像・音声“封印”の可能性高まる…“性暴力”認定の波紋 2025/04/23 12:00 サイゾーオンライン編集部 STARTO 【サイゾーオンラインより】 在りし日のSMAP。一番右が中居氏(写真:サイゾー) フジテレビの問題を調査した第三者委員会は、引退した中居正広氏の女性トラブルについて「性暴力による被害」と認定した。この認定により、中居氏がリーダーを務めていた国民的アイドル「SMAP」のテレビ番組映像やラジオ音声が、今後放送・配信できなくなる可能性が高まっている。 2026年にデビュー35周年を迎えることから、かつてはSMAP再結成の動きが水面下で進められていた。だが、女性トラブルの発覚とその後の「性暴力」という認定により、その計画は完全に頓挫した。中居氏はSMAPの中核的存在であり、彼の不祥事はグループ全体のイメージと名誉を大きく傷つけたといえる。テレビでのSMAP映像の使用や、ラジオでの音声放送も困難になる可能性がある。残された他のメンバーにとっても、その影響は計り知れない。 この女性トラブルは2024年12月末、「女性セブン」「週刊文春」「スポーツニッポン」などによって報じられ、年が明けた2025年1月23日には中居氏が芸能界引退を電撃的に発表。これを受けて、元メンバー4人の動向に改めて注目が集まった。 稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人は、事務所を通じて連名で「突然のことで、まだ心の整理がついておらず、言葉が見つかりません」とコメント。一方、木村拓哉はコメントを控えている。彼らは表立った反応を示していないものの、SMAPの名誉に傷がついたことに対しては、忸怩たる思いを抱えているとみられる。 SMAPは2016年の解散騒動を経て、同年12月に正式に活動を終了。木村は旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)に残留し、稲垣・草彅・香取の3人は元チーフマネジャー・飯島三智氏が設立した「CULEN」に所属し、「新しい地図」として活動を続けている。中居氏は2020年に個人事務所「のんびりなかい」を設立し、独自の道を歩んできた。 元メンバーはいずれも現在も活発に芸能活動を展開中だ。木村は昨年末に公開された映画『グランメゾン・パリ』が興行収入40億円を超えるヒットを記録し、11月には新作『TOKYOタクシー』の公開が控えている。草彅は2024年に公開された映画『碁盤斬り』で日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞。香取はフジテレビ系1月期ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』に主演。稲垣も7月に舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』で主演を務める予定だ。 こうした4人の順調な活躍を背景に、1991年のデビューから35周年を迎える2026年には、SMAP再結成の期待が一部で高まっていた。しかし、中居氏が女性トラブルで引退し、さらにその行為が性暴力と認定されたことで、再結成の可能性は完全に消えた。性暴力は社会的にも重大な問題であり、犯罪と見なされる行為である。今後は、地上波でSMAPの楽曲や、フジテレビ系のバラエティ番組『SMAP×SMAP』の映像、さらにはラジオでの音源すら使用が難しくなるおそれがある。 かつて国民的アイドルとして多くのファンを魅了したSMAP。その足跡が、テレビやラジオから消えてしまう日が現実味を帯びてきた。中居氏がSMAPの歴史に自ら終止符を打つことになるとは、誰も想像していなかっただろう。 (文=本多圭/ジャーナリスト) サイゾーオンライン編集部 芸能・政治・社会・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト。 X:@cyzo サイゾーオンライン 最終更新:2025/04/23 12:00 関連記事 関西テレビの大多亮社長が辞任を表明、その時“フジ現場”で流れた噂とは…フジ・中居問題、第三者委員会の調査結果を受けて今後待ち受けるB氏のいばらの道【中居フジ】第三者委員会報告で思い出す……松本人志の「ちょっとマリエさんについて」発言中居正広問題、「文春」より先に報じた「女性セブン」の重要な指摘中居正広問題、フジの「スイートルーム38万円経費精算」は氷山の一角…“不正経費”横行する業界の闇 次の記事 口説かれてる? >