声優・岡本信彦が代表務める「ラクーンドッグ」、ファイルーズあいの移籍で気になる“今後”

2025/04/07 19:00
サイゾーウーマン編集部

サイゾーオンラインより】

(写真ACより)

 この春、声優界でも多くの者が新たな門出を発表した。事務所を移籍する者からフリーに転身する者、また廃業する者など、その選択はさまざまだ。

目次

秋元羊介、竹達彩奈、ファイルーズあいらが事務所移籍
「ラクーンドッグ」代表の岡本信彦、森川智之が“お手本”に?

秋元羊介、竹達彩奈、ファイルーズあいらが事務所移籍へ

 まず、『機動武闘伝Gガンダム』(テレビ朝日系)の東方不敗マスター・アジア役をはじめ、『宇崎ちゃんは遊びたい!』シリーズ(AT-Xほか)の亜細亜紀彦役などで知られるベテラン・秋元羊介や、『呪術廻戦』シリーズ(TBS系)の家入硝子役、『おそ松さん』シリーズ(テレビ東京系)の弱井トト子役などで知られる遠藤綾が所属していた『オフィスPAC』は、3月末をもって事業を停止。所属タレントたちは他の事務所に移籍したり、フリーで活動を継続している。

 また、3月31日には、『けいおん!』シリーズ(TBS系)の中野梓役でおなじみの竹達彩奈が、所属事務所「リンク・プラン」のマネジメント業務終了により、新たに設立された「アンシェリ」への移籍を発表した。

 そして、昨年12月末より心的外傷後ストレス障害(PTSD)発症に伴い、一部活動を制限していたファイルーズあいは、今年3月末に活動再開を発表すると同時に、「ラクーンドッグ」を退所し、4月から「マウスプロモーション」に所属することを明かした。

「スターダストプロモーションの声優部に所属し、声優ユニット・サンドリオンのメンバーとして活動していた黒木ほの香、小峯愛未、小山百代、汐入あすかと同ユニットを2019年5月に卒業している会沢紗弥の5名は、フリーに転身。ほかにも多くの声優がこの年度替わりに所属事務所を離れましたが、そのほとんどが中小事務所への移籍であり、大手事務所に入った者はいませんでした」(声優ライター・勅使河原みなみ)

「ラクーンドッグ」設立から3年……事務所代表の岡本信彦、森川智之が“お手本”に?

 なお、制作会社関係者によれば、現在、業界で大手事務所とされているのは、長い歴史を持つ青二プロダクションや81プロデュースだそう。

「青二は、日本の声優業界を牽引してきた事務所の一つであり、多くのベテラン声優や実力派の若手声優が所属しています。81プロデュースもまた、幅広いジャンルの声優を抱え、業界内で強い影響力を持ちます。一方、近年“中小事務所”とされるのが、浪川大輔が代表を務める『ステイラック』と、鈴村健一が代表の一人を務める『インテンション』。どちらも設立から10年以上存続しているため、若手声優の間でも青二や81のように『ここなら安心できる』という信頼感があるのでは。しかし、『インテンション』は櫻井孝宏の不倫騒動の際、対応が遅かったこともあり、業界評はあまり芳しくない。また、『ステイラック』は浪川とマネジャーの関係が良くないとされ、こちらもあまり良い評判を聞きません」

 ちなみに、ファイルーズが所属していた「ラクーンドッグ」も、声優の岡本信彦が代表を務める事務所だ。もともと、「プロ・フィット」に所属していた岡本は、22年3月末の事務所閉鎖を受け、新人や同社が運営する養成所の生徒を受け入れるべく、マネジャーと共に22年1月に「ラクーンドッグ」を設立した。竹達が所属していた「リンク・プラン」は、その「プロ・フィット」の子会社にあたる。

「『ラクーンドッグ』は設立から間もないため、しばらくは『インテンション』や『ステイラック』と同じく、代表の岡本自身も精力的に活動を続け、“著名声優が社長を務める事務所”としてのブランドイメージを確立しながら運営していくのでは。そのお手本となりそうなのが、鈴村・浪川に先んじて事務所を立ち上げた森川智之で、世代で分けるならば、第一世代が森川の『アクセルワン』、第二世代が鈴村らの『インテンション』だといえるでしょう。『アクセルワン』には、『鬼滅の刃』シリーズ(フジテレビ系)の煉獄杏寿郎役で知られる日野聡、黒田崇矢や折笠愛といったレジェンドなど、幅広い世代の実力派が揃っているだけに、森川の人望や経営手腕がうかがえます」(同)

 なお、今回「ラクーンドッグ」を離れたファイルーズといえば、『プリキュア』シリーズ18作目『トロピカル〜ジュ!プリキュア』(テレビ朝日系)で16代目プリキュアに抜てきされ、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』(TOKYO MXほか)空条徐倫役や『チェンソーマン』(テレビ東京系)パワー役など人気作に続々と出演してきた。

 それだけに、「移籍のウラにどんな背景があるにせよ、優れた人材を手放すこととなった『ラクーンドッグ』にとっては、少なからず痛手のはず」(同)とのこと。

 果たして、同社は今後どのような未来を見据えているのか——今後の動向に注目したいところだ。


サイゾーウーマン編集部

サイゾーウーマン編集部

芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

X:@CyzowomanC

Instagram:@cyzowoman

オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン]

最終更新:2025/04/07 19:52