サイゾーウーマン芸能テレビ波瑠『アイシー』ツッコミが渋滞? 芸能 2025年1月期の冬ドラマ 波瑠主演の刑事ドラマ『アイシー』第1話、犯人の動機などが「雑」「意味わからない」と物議 2025/01/27 08:00 仲宗根由紀子(エンタメライター) 森本慎太郎 熱血刑事役のSixTONES・森本慎太郎(C)サイゾーウーマン 波瑠主演のフジテレビ系連続ドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』(火曜午後9時/以下、『アイシー』)がスタート。1月21日に第1話が15分拡大で放送されたが、ネット上では劇中での犯人や被害者の行動が物議を醸している。 目次 ・『アイシー』海外ドラマと設定が同じ? 視聴者混乱 ・『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』第1話のあらすじ ・『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』は「ツッコミどころが大渋滞」? 『アイシー』海外ドラマと設定が同じ? 視聴者混乱 『アイシー』は、“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ女性刑事・柊氷月(波瑠)が、過去のトラウマと向き合いながら癖のある刑事たちとともに事件解決に奮闘する刑事ドラマ。キャストには波瑠のほかに、メインの刑事役に山本耕史、SixTONES・森本慎太郎、倉悠貴、超特急・柏木悠が名を連ねる。 ドラマ公式サイトには、「新たな女性刑事」「今までに見たことのない女性刑事ドラマの決定版!」と目新しさを全面に押し出した文句が躍っているが、第1話放送後、ネット上では「完全オリジナル作品って書いてあるけど、これって『アンフォゲッタブル』のリメイクだよね?」「『アンフォゲッタブル』の日本版?」といった声が続出。 この『アンフォゲッタブル』とは、アメリカ・CBCで2011~16年に放送されたドラマシリーズ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』のことで、日本でも過去にWOWOWや名古屋のメ~テレで放送されていた。 「『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』と『アイシー』は“超人的な記憶力を持つ女刑事”という主人公の設定が酷似しており、タイトルの雰囲気も似ています。そのため、放送中に一部視聴者が『リメイク?』『パクリ?』などと困惑している様子でした。『アイシー』の公式サイトなどを見る限りリメイクではなさそうですが、参考にはしているかもしれませんね」(テレビ誌記者) 『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』第1話のあらすじ ※以下、『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』第1話のネタバレを含みます。 第1話では、小金井署の管内にある空き家でスーパーの店長・小山田満(水澤紳吾)が遺体で発見される殺人事件が発生。捜査一課第3強行犯第1係の主任である柊は驚異の記憶力によって、この空き家を遠巻きに見ていた女性が7年前に失踪した路上ミュージシャン・浅倉さつき(森ふた葉)の知り合いだと気づく。 その後、小山田が発見された空き家から凶器が見つかり、指紋からスーパーの常連客であった江藤達夫(黒羽麻璃央)が犯人であることが発覚。 さらに、江藤の自宅で見たステッカーとさつきの友人である相川遥(山口まゆ)のスマホに貼られたステッカーが同じデザインであることに気づいた柊は、江藤の自宅を調べ、2階の部屋で7年監禁されていたさつきを救出する。 そして、取調室で江藤は、不敵な笑みを浮かべながら「ずーっと興味があったんです。1人の人間が社会から隔離されたとき、精神がどんな変化をするのか」と自白。路上ライブを行っていたさつきを「実験」のために誘拐・監禁に至ったのだった。 また、小山田を殺した動機は「彼女がいる」とウソをついていた江藤を疑っていたからであることも判明。過去にスーパーで女性物の下着を万引きして以降、小山田から目を付けられていた江藤だが、ある日、さつきが使う生理用ナプキンを買おうとした歳にレジで「これ何に使うつもり?」と小山田に詰問され、さらには自宅のゴミ袋を漁られるなどしたため、犯行に及んだのだった――。 『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』は「ツッコミどころが大渋滞」? ネット上では、「波瑠と山本耕史のコンビいいな。設定も面白いし、ダークな雰囲気も好き」「シリアスな波瑠さんの演技は初めて見たけど、かっこいい!」「慎太郎が演じる熱血刑事のキャラクター、好きだなあ」といった賛辞が見られる。 一方、「展開が少々雑すぎでは? ツッコミどころが大渋滞してる」「展開に違和感があるし、犯人の唐突な動機にもズッコケた。『彼女の歌を独り占めしたかった』とかだったら納得できたけど……」などと展開に疑問の声も目立つ。 「7年前の路上ミュージシャンの失踪事件と空き家での殺人事件が交差した第1話ですが、展開に強引さを感じた視聴者は少なくなかった様子。また、万引きで捕まったスーパーになぜかその後も頑なに通い続ける江藤や、江藤が生理用品を買っただけで大声でつっかかり、わざわざ江藤の自宅のゴミ袋まであさる小山田の行動に『意味がわからない』『もう無茶苦茶』と違和感を覚えた人もいたようです。ドラマに漂うダークな雰囲気やキャストの演技は好評だけに、なんとももったいない印象」(同) 早くも「ツッコミドラマか?」と視聴者を騒然とさせている『アイシー』。今後のストーリーや反響が注目される。 ドラマ『秘密』第1話から「原作改編」の波紋……Hey!Say!JUMP・中島裕翔は前主演作が視聴率3.9% 板垣李光人とHey!Say!JUMP・中島裕翔がダブル主演を務める『秘密~THE TOP SECRET~』(関西テレビ制作、フジテレビ系)が1月20日よりスター...サイゾーウーマン2025.01.21【「日曜劇場」視聴率】歴代“初回”世帯&個人一覧|『御上先生』第1話は世帯12.2%、個人7.5% 松坂桃李主演ドラマ『御上先生(みかみせんせい)』(TBS系、日曜午後9時)が1月19日にスタート。放送後、ネット上の視聴者から「思ってたのと違った」という反応が相...サイゾーウーマン2025.01.20 仲宗根由紀子(エンタメライター) 芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。 最終更新:2025/01/27 08:22 スーパーで店員と客が対立するシーン、テレ朝の特撮ドラマっぽかった 関連記事 ドラマ『秘密』第1話から「原作改編」の波紋……Hey!Say!JUMP・中島裕翔は前主演作が視聴率3.9%【「日曜劇場」視聴率】歴代“初回”世帯&個人一覧|『御上先生』第1話は世帯12.2%、個人7.5%【冬ドラマ視聴率】バカリズム脚本『ホットスポット』初回5.6%、『ブラッシュアップライフ』下回る発進【冬ドラマ視聴率】TOKIO・松岡昌宏、芸能界入りは「中山美穂と結婚するため」――『家政夫のミタゾノ』初回は8.7%【冬ドラマ視聴率】『まどか26歳、研修医やってます!』初回は世帯5.9%、個人3.4%……『あのクズを殴って~』下回る 次の記事 黄皓氏破局疑惑、時系列まとめ >