【ヤオコー】数量限定→再販熱望で復活429円「3種のナッツチョコレート」の味は？

2024/11/24 15:00

阿左美賢治（ライター）

　関東一円に展開するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。同チェーンが11月に発売したプライベートブランド（以下、PB）の新商品2つを、「ヤオコー」に通い詰めるグルメライターが実食し、そのおいしさを確かめてみました。

【ヤオコー】194店目をオープン！　期間限定のPB商品とは？

　株式会社ヤオコーが運営するスーパーマーケットチェーン「ヤオコー」。関東一円に展開する同チェーンは、15日に神奈川県川崎市に同県13店舗目となる新百合ヶ丘店をオープンし、現在194店舗体制となっています。ここのところ毎月のように新店舗を出店し、拡大を続けている状況です。

　そんな好調を保っている「ヤオコー」ですが、11月に入ってから、PBである「Yes!」シリーズから2商品を期間限定で発売し、こちらでもその勢いを見せつけています。

　その2商品とは、6日に「Yes!」シリーズの高品質ラインである「Yes! Premium」から発売された「黒蜜きなこカステラ」（429円、税込み／以下同）と、18日にレギュラーラインの「Yes! Everyday」から発売された「3種のナッツチョコレート」（429円）です。

購入した「黒蜜きなこカステラ」と「3種のナッツチョコレート」（写真：サイゾーウーマン）

　前者はレギュラー商品である「純粋はちみつカステラ」（386円）の季節限定フレーバー。後者は、今年の4月にも数量限定で発売され、ヤオコー公式スマホアプリの口コミ機能である「井戸端会議」の商品レビューにて人気を集めた一品とのことで、再販を望む声が多く、今回復活を果たした一品となっています。

【ヤオコー】期間限定「黒蜜きなこカステラ」429円実食！

　公式アプリのニュースでこれらの商品が発売を知った筆者は、「ヤオコー」を愛し、通い詰めているファンの一人として、さっそく2品を購入してきました。訪れた店舗では2品とも専用のコーナーが作られており、これらの新商品に力を入れていることが窺えます。

　まずは「黒蜜きなこカステラ」から実食することにしました。

原材料は鶏卵、砂糖、小麦粉、黒蜜、きな粉、水あめといたってシンプル（写真：サイゾーウーマン）

パッケージを開けたところ。表面の照りが食欲をそそります（写真：サイゾーウーマン）

　カステラは、口に入れるときなこの風味が広がり、その後に黒糖のコクが追いかけてくる味わい。パッケージでもアピールされていましたが、このカステラの原料となる黒糖は沖縄県酸の黒糖、きなこには北海道産のとよまさり大豆が使用されています。

パッケージ側面には、黒蜜ときなこの原料がアピールされていました（写真：サイゾーウーマン）

　公式アプリのニュースによれば、このうち沖縄県産黒糖は、深いコクがありながらも、クセがない多良間島のもとを用いており、きなこは卵や黒蜜の香りに負けない深煎り焙煎で製造しているとのこと。これらのこだわりゆえか、きなこ、黒糖の風味をしっかりと感じることのできる上質なおいしさでした。

　また、このシリーズのカステラに共通して言えることですが、カステラ自体の食感がしっとりしつつも、かなり軽めであるのが特徴。ものによっては飲み物と一緒でないと食べるのが厳しいカステラですが、こちらは単品でも十分に食べられるタイプとなっています（もちろん、様々な飲み物と合わせるのはオススメ。筆者はコーヒーと一緒に食べるのが好みです）。

　どっしりと重いタイプのカステラが好きな人には物足りなく感じることもあるかもしれませんが、万人向けのハイクオリティな味わいと言えるのではないでしょうか。

【ヤオコー】期間限定「3種のナッツチョコレート」429円実食！

　続いて、「3種のナッツチョコレート」を実食していきます。

原材料。こちらでもチョコレートが3種類使われていることがわかります（写真：サイゾーウーマン）

栄養表示によると、100gあたり604kcal。1パックあたりおよそ420kcal（写真：サイゾーウーマン）

　アーモンド、カシューナッツ、くるみの3種類のナッツにチョコレートがコーティングされたこの商品。

　公式アプリのニュースによると、同商品のウリはアーモンドにスイートチョコレート、カシューナッツにビターチョコレート、くるみにはミルクチョコレートと、それぞれのナッツの特徴に合わせて、コーティングするチョコレートを変えていることだそうです。

　それぞれを食べてみると、アーモンドはしっかりとチョコの風味や苦みがあるスイートチョコレートと、その香ばしさがベストマッチ。

　カシューナッツは、口に入れた時はビターチョコレートの苦みを感じるものの、噛んでいるうちにカシューナッツの甘さが口の中に広がり、かなりマイルドな味わいになりました。むしろ、アーモンドのほうがよりチョコレートの苦みを感じるかもしれません。

　そしてくるみは、ほかの2種に比べるとかなり甘めのミルクチョコレートが、渋みが少なく、濃厚なコクを感じるくるみに絡み、かなりスイーツ感のある仕上がり。甘党の筆者としては、これが一番好みの味わいでした。

　単品での味わいもしっかりしていた3種類のナッツですが、それぞれを食べ合わせてもいろいろな味が楽しめます。筆者のオススメは、アーモンドとくるみの組み合わせ。スイートチョコレートの苦み（というのも字面的には少しおかしい気がしますが）と、ミルクチョコレートの甘さ、アーモンドの香ばしさとくるみのコクが合わさり、ちょっとお高めな大人向けのスイーツのような味わいになります。