サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」中居正広と“事実婚恋人”の関係は継続? コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第708回】 中居正広とSMAP復活の関連記事で紹介された、驚くべき2つのエピソード 2024/07/23 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 中居くんが健康で幸せならなんでもいいよ!(写真:サイゾーウーマン) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 目次 ・今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3 ・SMAP復活関連記事の感慨深い情報 ・中居正広と“事実婚恋人”の関係は継続? ・内村光良とテレビ朝日の因縁 ・中森明菜の復活ライブを伝える「女性セブン」 今週の「女性自身」と「週刊女性」のカラーグラビアの大谷翔平&真美子夫人のツーショット写真が素敵だ。しかし見るたびに似てくる、この2人。雰囲気? 顔も? 真美子夫人は翔平ママによく似ていると指摘されてもいるが、やはり似ている――。 今週の女性週刊誌、注目記事ベスト3 第708回(7/18〜7/23発売号より) 1位「ダイナマイトスクープ! 中居正広 SMAP復活は『めちゃイケ』で」(「週刊女性」8月6日号) 2位「内村光良 『内P』復活に有吉弘行土下座奔走16年」(「女性自身」8月6日号) 3位「中森明菜 『来年還暦のクソババア』大暴れのライブ感動の中身」(「女性セブン」8月1日号) SMAP復活関連記事の感慨深い情報 いろんな過去の感慨が襲ってきたのが「週刊女性」のSMAP復活関連記事だ。記事のメインストーリーは、7月13日放送の『音楽の日』(TBS系)で、MC・中居正広がSMAPの名曲「夜空ノムコウ」を歌ったことでSMAP復活の機運が高まった、というもの。 そして復活の舞台として、2018年までフジテレビ系で放送されていた人気バラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』での特別ゲスト出演案が出ているのだとか。風物詩のようになった根拠の薄いSMAP復活ネタだが、しかし記事にはSMAP復活とはまったく関係ない2つのエピソードが紹介されていて、それがけっこう驚くべきもなのだ。 まず1つ目。今回SMAP復活説の根拠になった中居による「夜空ノムコウ」だが、これを番組内でカバーし歌ったのは三浦大知だった。三浦の歌が始まりステージから去ろうとした中居を、その場にいた元男闘呼組の岡本健一、そして三浦が背中を押し、中居も「夜空ノムコウ」を口ずさんだ。そんな流れだったという。そして「週女」記事には“その後”の中居について、こんな秘話が紹介されている。 「(放送後、中居はどこかに向かったが、その行き先は)三浦さんの楽屋を訪れていたようなんです。おそらく『夜空ノムコウ』を歌うように促してくれたことへの感謝を伝えにいったのだと思います」(TBS関係者のコメント) いやー、なんかすごい。だってこれ、単なる美談ではないから。中居と三浦には過去に“因縁”が存在した。SMAPが大活躍していた1990年代当時、男性アイドルグループが旧ジャニーズの独占状態だったのは周知の通りだが、そんな状況下、ジャニーズはジャニーズ以外の“踊って歌える”男性グループを敵視し、さまざまな圧力をかけていた。そして、他ならぬ三浦もまた、そのターゲットの一人だったから。 三浦は97年、男女混成の7人グループFolderとしてデビューしたが、2000年には「変声期」などを理由に活動を休止している。だが、活動休止の本当の理由はジャニーズからの“圧力”もあったとされる。 「三浦は当時から歌って踊れるFolderの中心的存在でした。そのためデビュー当時からジャニーズに目をつけられていたのです。しかもFolderが所属のライジングプロはやはりジャニーズから圧力をかけられ干されたDA PUMPも所属していた」(芸能記者) その結果、長い間表舞台から姿を消した三浦が再ブレイクしたのは、デビューからなんと18年後! そんな三浦と元SMAPの中居の“共演”“友情”物語は本当に感慨深い。 三浦と中居はすでに2018年、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)でも共演しているが、今回のことは“SMAP復活”という話題に結びつけられていることもあり、なんと感慨深いことか。 中居正広と“事実婚恋人”の関係は継続? そして、もうひとつが中居の“事実婚恋人”とされるAさんについて。記事によると元ダンサーでAKB48グループの振付師もしているAさんが自身の仕事で『音楽の日』の現場に来ていたというのだ。 記事によると、中居との関係は続いているらしい。これには、ちょっとびっくりした。というのも、このAさんの存在はすでに17年にはマスコミが報じていたことだが、しかし22年、中居の体調不良や入院が報じられるようになると、なぜかAさんの存在がパタンと報じられなくなっていたから。 通常、入院などの事態になれば、同棲中といわれた“彼女“の動向をマスコミも取材・報道するものだが、なぜかスルー。破局したのか!? と思っていたが、しかし今回、Aさんについて久々に取り上げられ、中居とAさんの関係は継続していたことがわかり、おーーっと思った次第だ。 SMAP復活は、おいそれとはないと思うが、いろんな感慨深い情報が掲載されていたSMAP復活記事だった。 内村光良とテレビ朝日の因縁 そして2位も芸能史因縁物語の記事だ。内村光良のテレビ朝日の伝説的バラエティ番組『内村プロデュース』が16年ぶりに復活することが発表されたが、これまた感慨深いものだ。なぜなら内村はこの間、不倫によってテレ朝を“出禁”になっていたから。 03年に報じられた『内村プロデュース』で共演した徳永有美と内村の不倫は、大きな衝撃だった。当時内村は人気芸人であり、徳永は『内村プロデュース』だけでなく『スーパーモーニング』にも出演するテレ朝の看板アナ。しかも徳永にはテレ朝の同僚の夫までいるという状況だ。まあ、大変。 徳永は上記2番組に加え、直後に控えていた『世界水泳』からも降ろされた。『内村プロデュース』ももちろん打ち切り、内村はテレ朝を出禁に。その後2人は、徳永のテレ朝退社後の05年に再婚し、現在に至る。 そんな出禁の内村がテレ朝に復帰する。時代は変わった。時間が解決することもある。しかし記事によると出禁を解禁したかったのは、どうもテレ朝のほうらしい。 局内では内村を復帰させるためにさまざまな企画があり、内村にもオファーしたが、内村サイドが消極的だったんだって。最初は“内村を出禁にしろ!”と怒ったテレ朝上層部だったが、その後、内村の人気は衰えるどことかますます高くなり、欲しくなっちゃったんだって。18年に徳永が『報道ステーション』(テレビ朝日系)に復帰したのもその布石か。 なにはともあれ、芸能界はいろんな力学が作用し、干したり干されたり、再ブレイクしたり復帰したりと大変だ。ちなみにタイトルにある有吉弘行に関して。土下座なんかしてません。テレ朝スタッフに有吉が『内村プロデュース』をまたやりたいと話した程度のようです(笑)。 中森明菜の復活ライブを伝える「女性セブン」 7月12日から14日の3日間、ついに中森明菜の復活ライブが行われた。その様子を「女性セブン」が伝えているが、様子がおかしい。 まず「セブン」関係者は、直接ライブには行けなかったらしい。ライブの様子を「パワフルだったという」「少し毒っ気も含まれていたそうだ」などと伝聞で紹介。さらにライブ会場についても“客には前日まで会場の場所が知らされないという前代未聞のショー”とあるだけ。 というのも「セブン」は今から2カ月前の5月に、ライブ会場について具体的に報じていたから。会場は東京・丸の内の老舗ジャズクラブが本命で、そこは元恋人の近藤真彦がデビュー35周年ライブを行った“因縁の場所”だと。 しかし今回の記事には、そうした記述はない。実際ライブが行われたのは「セブン」が指摘した丸の内の老舗ジャズクラブ・コットンクラブと大当たりだったのに――。 もしや極秘の会場をバラして怒られた? そのためライブ会場に入れなかった? 中森明菜と松田聖子が仲良し? 近藤真彦を“取り合った”関係は触れず、“美談”で報じる女性週刊誌 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 先週...サイゾーウーマン2024.04.23 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2024/07/23 21:00 楽天 【楽天ブックス限定特典】Wピース なさいくん(限定絵柄ポストカード1枚) 共演できる良い時代になったもんだ 関連記事 松本人志サイドに加担する、「女性週刊誌の元編集長」とは? あり得ない驚がくの行動またもや松本人志擁護の「週刊女性」に猛烈な違和感! 「文春」報道をひっくり返す?大谷翔平、5本合計17ページの大特集を組む「週刊女性」にあぜん! その内容は?松本人志“擁護”の印象操作! 読者をミスリードする「週刊女性」の内容とは?中村芝翫、愛人と“実家”同棲スクープ以上に驚がく! 「遊ぶ金」めぐるエピソード 次の記事 【コンビニ3社】アイスのベスト1はファミマ >