ウィリアム皇太子に「最高にクール！」称賛続出！　好感度爆上がりの「ホームレス支援プロジェクト」とは？

2024/07/10 10:00

堀川樹里（ライター）

　42歳になってから好感度が爆上がりしているウィリアム皇太子。「史上最高の君主になるだろう」と次期国王としての期待が集まっている。

ウィリアム皇太子、ウィンザー城内での移動手段が「最高にクール！」

　6月21日で42歳となったウィリアム皇太子。誕生日当日は、ジョージ王子、シャーロット王女、ザラ王女夫妻らと共にテイラー・スウィフトのコンサートに繰り出し、全力シェイクダンスを披露。たちまちネットミームになった。

　数日後、国賓訪問した天皇皇后両陛下をホテルまで「お出迎え」に行った際の様子が高く評価されたウィリアム皇太子は、7月に入ってからまたもやネットミームに。

　英国下院の総選挙が行われた4日に一般人が偶然撮影した、「ウィンザー城の敷地内を電動スクーターで颯爽と移動する皇太子」の動画がネット上で拡散されたのだ。

　2020年に「アースショット賞」を立ち上げ、環境問題に真剣に取り組んでいる皇太子は、23年に「ウィンザー城の敷地内を移動する時間を短縮し、時間を有効に使うため」に電動スクーターを購入したようだと報じられていたが、実際に目撃されたのは初。ネット上では「最高にクールでエコ！」だと大喜びされた。

「彼こそが我々のプリンス」称賛続出

　この写真と同時期には、3日にハリケーンが直撃したカリブ海の島国の被災者へ、ウィリアム皇太子とキャサリン妃が私的財産から寄付をしたという報道もあり、話題に。金額は明かされていないが、ネット上では「こういうのはスピード感が大事。即行動に移した皇太子夫妻はさすがだ」と称賛する声が続出した。

　それと同時に、22年に皇太子夫妻がカリブ海諸島を訪問した際の動画がネット上に拡散。当時は「奴隷貿易の賠償や謝罪を求めるデモが行われ、皇太子夫妻は現地住民から歓迎されていなかった」と報じられていたが、動画では多くの人から歓迎を受け交流していたことが明らかに。SNSには「彼こそが我々のプリンス、キングになるお方だ」といった声が数多く書き込まれた。

　6日、ウィリアム皇太子は、ドイツで開催されている『ユーロ2024（UEFA欧州選手権）』の準々決勝イングランド対スイスの試合を観戦。皇太子はイングランドのサッカー協会のパトロンを務めることもあり、真剣な表情で試合に没頭。一喜一憂し、PK戦でイングランドが勝利を決めた時は、なりふり構わず全身で喜びを表現しガッツポーズをとった。

　その際の熱い表情は「愛国心とスポーツを愛する心、そして選手たちへの信頼があるからだ」とネット上で大きな話題に。試合後の選手たちとの交流写真も、「とてもいい写真」だと和む声が上がった。

ウィリアム皇太子、ホームレス支援の住宅を建設

　そんなウィリアム皇太子だが、今回最も好感度を上げたのはホームレス支援プロジェクトの活動を追った新作ドキュメンタリーに出演するという報道記事だった。

　皇太子は、11歳の時に母ダイアナ元妃に連れられヘンリー王子と共に訪問したホームレスシェルターのパトロンになり、頻繁に施設を訪問。ボランティアに参加するなど、表には発表していない活動を続けている。路上で「ビッグイシュー」を販売する活動に参加したり、ホームレス体験をするなど、多くの人々から生の声を聞いている。

　皇太子は昨年300万ポンドを投じて「Homewards（ホームワーズ）」を立ち上げ、今年2月に自分が持っているコーンウォール公領にホームレスの人たちが入居できる公営住宅を建設すると発表したが、新作ドキュメンタリーはこの「Homewards」の活動を追う内容だと伝えられている。

　番組は今秋、英ITVチャンネルで放送予定とのことで、ネット上では、「ノブレス・オブリージュ精神を超える本気の慈善活動家だ」「公務も遊びも全力投球で将来の英国王にふさわしい人格者でもある」「カリスマ的な魅力にあふれたプリンス」と大絶賛されている。

　ウィリアム皇太子のさらなる活躍を大いに期待したい。