Yahoo!フリマ、出品時に便利な機能と4つの手順を解説！　手数料無料キャンペーンも

　春といえば、 引っ越しシーズン。新生活に向けて、フリマアプリで必要なものをそろえたり、逆に不用品を処分する人も多いのではないでしょうか？　

　LINEヤフー株式会社が提供するフリマアプリ「Yahoo!フリマ」は現在、藤田ニコルが出演する「手数料0円」CMを放送中ですが、まだ使ったことがないという人も多いはず。

　この記事では、Yahoo!フリマで商品を出品する際の便利な機能や、一連の出品の流れについて解説していきます。

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目次

・Yahoo!フリマ、出品時に便利な3つの機能
・Yahoo!フリマの出品方法とは？　4つの手順を解説
・メルカリ、ラクマよりかなり魅力的なポイントとは？

Yahoo!フリマはここがすごい！　出品時に便利な3つの機能

　出品の大まかな流れは、メルカリやラクマと同じですが、Yahoo!フリマ独自の便利な機能があります。

１、動画をアップできる

　まずは、写真のほかに動画をアップできること。電化製品の動作確認はもちろん、洋服の場合は生地の伸縮性なども動画によって伝えることができます。
　
　購入者側に立って考えると、写真だけを見て購入するのは勇気がいる場合もあるのでは？　動画でより詳しく商品を確認できるのはうれしいですよね。動画の有無は商品の売れ行きにも左右しそうですし、双方にとってウィンウィンなのではないでしょうか。

2、AIが商品説明文を考えてくれる

　出品の際、写真や動画のほかに重要になってくるのが、商品の説明文。商品の状態、アピールポイントなどをわかりやすくまとめたほうが、購入者の目に留まりやすいでしょうが、どのように書いたらいいかわからないという人も多いはず。
　
　そんな人の強い味方なのが、「AIからの提案（β）」というボタン。出品フォームに入力された商品名やカテゴリなどの情報からAIが自動で文章を作成してくれる機能で、1日5回までであれば、やり直しが可能。自動入力された内容を確認し、必要な修正を加えることで商品説明欄の記載が簡単に完了します。

　また、メルカリ同様に「テンプレート」機能もあるため、使いやすいほうを選択できるのもうれしいポイント。フリマアプリ初心者の人でもスムーズに出品が行えるでしょう。

3、価格設定に悩まず出品できる

　出品したい商品があっても「いくらに設定したらいいかわからない」という人もいるでしょう。また、思いがけず相場より安く出品してしまったため損をした……なんて失敗談もありますよね。
　
　Yahoo!フリマでは、「価格おまかせ出品」という機能があり、あとで価格をつけることが可能。購入希望者から金額を提案してもらい、出品者は「受ける」「受けない」を自由に選択。「受ける」を選ぶと、購入希望者が提示価格で購入できるようになり、手続きを完了してもらうことで売買成立となります。やりとりが億劫な「値下げ交渉」に応じずに済むので、円滑に取り引きが進められます。

Yahoo!フリマで出品してみた――4つの手順を解説

　では、画面の指示に従って実際に出品しててみましょう。今回は、アイドルグッズを売りに出します。

１、写真や動画をアップロードする

　まずは、出品画面下部中央の「出品」ボタンを押して商品登録をスタート。そして、商品写真をこれから撮る場合は左上の「写真を撮る」ボタンをプッシュ。すると。撮影モードに切り替わるので、商品の表面と裏面を撮影します。動画をアップする場合は同様に、「動画を撮る」ボタンを押して撮影してください。事前に撮影した素材がある場合は、「アルバム」ボタンからカメラロールに保存されている画像を選択できます。

　なお、本、コスメ、家電、カメラ、パソコン、ゲームソフト、DVD、スマートフォンなどは消費バーコードをカメラで読み取ることで自動的に商品名が入力されるため、手間が省けますよ。

２、商品情報を入力

　続いて、商品名を入力し、商品カテゴリ、ブランド、商品の状態を適宜選択していきます。「製品情報」欄は、出品した商品をYahoo!フリマが扱っている製品のラインアップに紐づけるもので、製品情報画面に掲載されるため、その製品を「ほしい」と思っているがいた時に、「製品」を通じてマッチングすることができます。入力は任意となっているため、今回は省略します。

　そして、商品説明欄ですが、今回は先ほど紹介したAIによる自動入力機能「AIからの提案（β）」を使用して、入力を行います。

　ボタンを押して数秒待つと、自動入力された文章が表示されます。なお、「やり直し」ができるのは1日5回まで。また、入力された文章に加筆・修正を加えなければ完了はできませんので、よく確認の上、商品に適した情報を記入してください。

　検索に引っかかりやすくなるため、商品に関連したハッシュタグを入力しておくこともお忘れなく。

3、配送情報の入力

　続いて、配送方法などを選択していきます。Yahoo!フリマには、ヤマト運輸、日本郵便それぞれの「おてがる配送」と、配達員が集・梱包して配送する「おまかせ配送」という大きく分けて3つの配送方法があります。

　今回出品する商品はA5封筒に入るサイズのため、郵便局やローソン、ファミロッカー、郵便ポストに対応している「おてがる配送」の中の「ゆうパケットポストmini」（送料150円）を利用することにしました。

4、販売価格の入力

　最後は、販売価格の入力です。Yahoo!フリマの場合、販売手数料は通常5％ですが、初めて売れた商品は手数料がかからず、さらに、現在、5,000円以下の商品は手数料が0円になるキャンペーンを3月31日（日）まで実施中。

　期間中に商品が売れれば、出品したタイミングを問わず、回数制限なく手数料が無料になります。

　また、前述の通り、あとから価格を設定することも可能！　購入希望者の反応を見てから値段を決められるため気軽に出品が行えますし、思うような値段がつかなかった場合は、出品を取り下げることもできます。

　以上、4つの手順で出品は完了です。

メルカリ、ラクマよりかなり魅力的なポイントとは？

　メルカリ、ラクマも利用している筆者としては、2つのアプリの販売手数料は基本10％の中、Yahoo!フリマは5％と半分で済むこと、また、商品の価格をあとから設定できることは、かなり魅力的だと感じました。

　なお、今年1月の「AppBank」の発表によると、メルカリのインストール数は2,634万1,663件で3つのサービスでトップ。Yahoo!フリマは649万6,232件ほどで最下位と、ユーザーの少なさはネックですが、メルカリと併用し、希望する価格で購入してくれる人が見つかれば、Yahoo!フリマで売る……という使い方もできるでしょう。

　また、先ほども紹介した通り、3月31日まで5,000円以下の商品は手数料が0円になるキャンペーンのほか、500円相当のPayPayポイントが1人1回まで付与される「Yahoo!フリマ 友達紹介キャンペーン」、初めて出品を行うと500円相当、売れたらさらに500円相当のPayPayポイントが後日付与さえる「出品デビューで最大1,000円相当もらえるキャンペーン」も同時開催中です。これを機に、ぜひYahoo!フリマデビューをしてみては？