高級食パンのスプレッドがうまい!

高級食パンブーム終焉! 閉店ラッシュの「銀座に志かわ」は“パンのお供”こそ買うべき理由

2024/02/29 22:00
サイゾーウーマン編集部
銀座に志かわ本店の画像
銀座に志かわ本店(C)サイゾーウーマン

 高級食パンブームの終焉、人気店の閉店ラッシュがメディアで盛んに伝えられる今日この頃。数年前はいろいろな高級食パンを買い求め、あちこち出かけていたけれど、最近はスーパーやコンビニで購入できる普通の食パンで十分……そんな人も少なくないのかもしれません。

 数ある専門店の中でも、とりわけ高級感が強かった「銀座に志かわ」も一昨年頃から全国で閉店が続出。アルカリイオン水を仕込み水として使用する銀座に志かわの食パンは、食材の旨味が際立ち、独自のしっとり感もあると大人気だったのですが、一時期に比べて客足が遠のいているようです。

 しかし、そんな銀座に志かわが販売するパンのお供「生抹茶みつ」がべらぼうにうまいといううわさを最近耳にしました! 抹茶系のスプレッドは、カルディコーヒーファームほか、さまざまなところが発売していますが、果たしてどんな味なのか? 一世を風靡した高級食パン専門店、銀座に志かわならではの高級感に期待して、実食してみました。

※価格はすべて税込。
※価格やメニューは2024年2月28日時点の情報です。
※一部店舗では扱っていない場合があります。詳細は公式サイトや公式SNSをご確認ください。

目次

銀座に志かわ「生抹茶みつ」とは?
銀座に志かわ「生抹茶みつ」実食レポ
銀座に志かわ「生抹茶みつ」の一番おいしい食べ方


高級食パンの銀座に志かわ「生抹茶みつ」は、日本料理の名店が開発

 今回、私が訪れたのは東京・銀座にある銀座に志かわ本店。「生抹茶みつ」(1,296円)には、グレードアップ版の「ぷれみあむ生抹茶みつ」(1,620円)もあるそうなのですが、現在、同店には在庫がないとのことで、当初の予定通り、「生抹茶みつ」と「水にこだわる高級食パン」(1斤、580円)を購入しました。

銀座に志かわ本店は紙袋と食パンと生抹茶みつの画像
銀座に志かわ本店は紙袋も高級感あり(C)サイゾーウーマン

 さて、この「生抹茶みつ」とはどういった商品かというと、東京で最も予約を取るのが困難といわれる日本料理の名店「くろぎ」の主人・黒木純氏が、「水にこだわる高級食パン」のために作ったスプレッドなのだそう。「みつのような濃厚な甘みに、醤油の隠し味」が特徴とのことですが、私はこの「醤油」に正直「えっ?」とびっくり。隠し味ではあるものの、食パンに醤油は絶対に合わないと思ってしまったんです。

 なお、購入時に店員さんから「生抹茶みつは小皿に取って、そこにちぎったパンをつけて食べてみてください」「たっぷりつけるとおいしいですよ」とアドバイスをもらいました。スプレッド=パンの表面に塗るものだと思っていたのでびっくり!! 一体どんな味なのか、ソワソワしながら帰路に就きました。

高級食パンの銀座に志かわ「生抹茶みつ」はまるでチョコレート

 さて、こちらが「生抹茶みつ」です。瓶越しでもわかると思いますが、抹茶の色がとにかく濃い!

銀座に志かわ「生抹茶みつ」の画像
銀座に志かわ「生抹茶みつ」(C)サイゾーウーマン

 ふたを開けるとフワリと抹茶のいい香りが鼻をくすぐります。


銀座に志かわ「生抹茶みつ」の画像
銀座に志かわ「生抹茶みつ」の中身(C)サイゾーウーマン

 スプーンですくってみると、見た目よりもったりしておらず、さらさらしているなぁという印象を受けました。

銀座に志かわ「生抹茶みつ」の画像
銀座に志かわ「生抹茶みつ」はトロトロ!(C)サイゾーウーマン

 一口なめてみると、まるでチョコレートのように濃厚! 口の中にまったりと抹茶の味が広がります。気になっていた「醤油」ですが、隠し味なので醤油自体の味がするわけではなく、上品にコクを演出しているなぁと感じました。

 店員さんおすすめの食べ方を実践すべく、小皿を用意し、適量を入れます。

銀座に志かわの食パンと「生抹茶みつ」の画像
銀座に志かわの店員さんのおすすめはこれ!(C)サイゾーウーマン

 そしてトーストしていないパンをちぎって「生抹茶みつ」をすくい取るようにつけて食べると……めちゃくちゃおいしい~!!

銀座に志かわ「生抹茶みつ」の画像
もっとたっぷりつけたほうが◎(C)サイゾーウーマン

 基本的には甘いのですが、抹茶の渋みもしっかりとあります。はちみつと生クリーム、バターが融合しているという銀座に志かわの食パンの甘みがより引き立つスプレッドだと感じました。

 そして確かに、つければつけるほどうまい! 最初はもったいぶって少量しかつけていませんでしたが、大胆にたっぷりつけたほうがおいしい。濃厚だけどくどさはないんです。1瓶1,300円弱もする高級品であることを忘れて、小皿に何度も継ぎ足してしまいましたよ!

高級食パンの銀座に志かわ「生抹茶みつ」はトーストに塗るとさらにうまい

 では次に、トーストした食パンに「生抹茶みつ」を塗って食べてみます。結論から言うと、私はこちらのほうが断然好みです!

銀座に志かわ「生抹茶みつ」を塗ったトーストの画像
銀座に志かわ「生抹茶みつ」を塗ったトースト(C)サイゾーウーマン

 温かいパンに塗ると「生抹茶みつ」の香りがさらに引き立つと感じました。焼くとパンのカリカリ感ともちもち感も増しますし、“料理”としての完成度がグンと上がるんですね。ちなみにトーストを小皿に取った「生抹茶みつ」につけるという方法も試してみたのですが、これが一番うまい! 食べていると贅沢な気持ちになれますよ。

 ただ、正直なところ、「生抹茶みつ」自体の完成度が高すぎるので、パンは別に安物でもいいのかも……という気が。実際、とあるスーパーのPB食パンにつけて食べてみたところ、十分おいしいんですよ。これまで、おいしくもまずくもないと思って食べていた食パンが、「生抹茶みつ」をつけるだけで、一気に高級品になる! それこそ“名店”の味になるんですよね。

 スプレッドとしてはお高めの「生抹茶みつ」ではあるものの、普段の朝食を数段レベルアップしてくれることは間違いなし! 銀座に志かわのオンラインショップでも取り扱っているので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。

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最終更新:2024/03/15 14:21
これバニラアイスにかけたら100パーうまいやつじゃん?