映画『ハイキュー!!』歴代オープニング興行収入で4位! トップ10に4作ランクインのアニメシリーズとは?
アニメーション映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が2月16日に上映を開始し、公開から3日間の興行収入が約22.30億円を記録したと伝えられた。現時点で、今年公開の映画における初週末興収トップの成績を収めたが、歴代映画のオープニング週末興収ランキング(国内)でも第4位に入ったという。
目次
・映画『ハイキュー!!』のあらすじとファンの感想
・映画『ハイキュー!!』オープニング興収記録
・映画オープニング興収トップ10、『名探偵コナン』4作ランクイン
・歴代オープニング週末興行収入ランキングトップ10(国内)
映画『ハイキュー!!』ロケットスタート、公開初日から「グッズ即完売」の報告も
同映画の原作は漫画家・古舘春一氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた『ハイキュー!!』。“小さな巨人”と呼ばれる高校バレーのエースに憧れ、バレーボールの世界でに飛び込んだ主人公の高校生・日向翔陽(声優・村瀬歩)やチームメイト、他校の選手たちの青春を描いた物語だ。
今回の映画は、日向が属する超攻撃的なプレースタイルの烏野高校と、孤爪研磨(声優・梶裕貴)らを擁する超守備的な音駒高校の試合にスポットを当てている。
「公開前からネット上でも注目されていた同作ですが、初日は平日(金曜日)だったにもかかわらず、都心では朝から満員という劇場が目立ちました。また、SNS上には『初日の午前中なのに欲しいグッズが買えなかった』『人気のグッズは即完売してた』といった報告も続出。土日には『大傑作』『良すぎてずっと泣いてた』といったファンの感想が飛び交う盛況ぶりで、高い興収を叩き出したことも納得です」(エンタメ誌記者)
映画『ハイキュー!!』歴代オープニング興収記録で第4位の快挙
そんな同作が記録した初動22.30億円という成績は、2021年4月公開のアニメ映画『名探偵コナン 緋色の弾丸』の初動22.18億円を上回り、歴代映画のオープニング週末興収ランキング(国内)第4位に入った。
「同ランキング第1位は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20年10月公開)で46.23億円。第2位は『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(23年4月公開)で31.46億円、第3位は『劇場版 呪術廻戦 0』(21年12月公開)で26.94億円で、『ハイキュー!!』がこの後に続きます。トップ3は最終興収記録も素晴らしく、いずれも100億円を突破しており、『鬼滅』に至っては400億超えという歴代映画の最高興収(国内)を樹立。『ハイキュー!!』も100億突破が期待されています」(同)
歴代映画オープニング記録、トップ10内に『名探偵コナン』が4作
同ランキングを見ていくと、『名探偵コナン』(日本テレビ系)の映画シリーズが多数ランクインしていることがわかる。
「第2位の『黒鉄の魚影』をはじめ、第5位に『緋色の弾丸』(21年4月公開、22.18億円)、第8位に『ハロウィンの花嫁』(22年4月公開、19.07億円)、第9位『紺青の拳』(19年4月公開、18.86億円)が入っている。『ハイキュー!!』は今年公開作でトップの初動を記録しましたが、近年コナンの人気はさらに上昇しているため、4月公開の『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』に抜かれる可能性は大いにあるでしょう」(同)
ちなみに、同ランキングトップ10のうち9作品がアニメで、実写で唯一ランクインしているのは、第7位『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07年5月公開)のみ。初動は19.39億円だった。
最高のスタートを切った『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は、どこまで成績を伸ばしていけるのか。今後の興収の動向に注目したい。
歴代オープニング週末興行収入ランキングトップ10(国内)
1位:『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20年10月16日公開)46.23億円
2位:『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(23年4月14日公開)31.46億円
3位:『劇場版 呪術廻戦 0』(21年12月24日公開)26.94億円
4位:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』(24年2月16日公開)22.3億円
5位:『名探偵コナン 緋色の弾丸』(21年4月16日公開)22.18億円
6位:『アナと雪の女王2』(19年11月22日公開)19.42億円
7位:『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07年5月25日公開)19.39億円
8位:『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(22年4月15日公開)19.07億円
9位:『名探偵コナン 紺青の拳』(19年4月12日公開)18.86億円
10位:『すずめの戸締まり』(22年11月11日)18.65億円