サイゾーウーマン芸能1位『ガンダム』、大コケコースの映画も? 芸能 今週の映画ランキング 『ガンダムSEED』いきなり10億超え、集客に苦戦する“劇場版”は? 映画興行成績ランキング【2024年1月26~28日】 2024/01/31 14:00 サイゾーウーマン編集部 映画芸能ウラ情報映画ランキング 写真ACより 1月29日発表の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、1月26~28日)で、同26日公開のアニメーション映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が初登場1位を獲得。前週19日に公開された山崎賢人主演映画『ゴールデンカムイ』の“V2”を阻止した。 かつてTBS系で放送された人気アニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズの劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、遺伝子を調整された人類「コーディネイター」のキラ・ヤマト(声優:保志総一朗)らの苦悩と成長を描いた作品。テレビシリーズと同じ福田己津央氏が監督を務める“約20年越しの新作”とあって、公開前からネット上でも注目されていた。 全国351スクリーンで上映を開始し、初日から3日間で観客動員63万4000人、興行収入10億6600万円を記録。なお、昨年公開されヒットを飛ばした邦画では、『キングダム 運命の炎』(7月28日公開)が初動10億5100万円、『ゴジラ-1.0』(11月3日公開、現在も上映中)が初動10億4100万円と“10億円台スタート”を切っており、これらに近い成績で発進したという点でも“ガンダム作品”の根強い人気が感じられる。 そんな『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の鑑賞を終えたネットユーザーからは「“SEED愛”を感じられた」「キャラクターが当時のままだったり、成長してる部分も見られたりしてよかった」などとポジティブな反応が寄せられている一方、「恋愛要素が多すぎる」「思い入れ次第ではガッカリする人もいそう」という指摘も。ファン待望の作品だっただけに評価は分かれている様子で、次週以降どのようにランクが変動していくか注視したい。 『ゴールデンカムイ』は2位に後退、山田涼介主演『サイレントラブ』初登場3位! 同作に首位を奪われる形で前週からワンランクダウンし、2位となったのは『ゴールデンカムイ』。漫画家・野田サトル氏が「ヤングジャンプ」(集英社)で連載していた同題作品を山崎主演で実写化し、山田杏奈、眞栄田郷敦、工藤阿須加、大谷亮平、玉木宏、舘ひろしらも出演している話題作だ。 ネット上の原作ファンの間では「実写は不安だったけど見てよかった!」「原作へのリスペクトがすごい」「ぜひ続編を制作してほしい!」などと好評で、累計興収11億円を突破。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が初週だけで興収10億超えという勢いを見せているだけに、今後『ゴールデンカムイ』と累計成績が“逆転”する可能性もあるが、口コミの盛り上がり方からしてまだまだ数字を伸ばせそう。 第3位の『サイレントラブ』(1月26日公開)も初登場。“ある出来事”を機に声を発さなくなった主人公・沢田蒼(Hey!Say!JUMP・山田涼介)と、事故で視力を失ったピアニスト志望の大学生・甚内美夏(浜辺美波)の切ないラブストーリー。『ミッドナイトスワン』(2020年9月25日公開)などで知られる内田英治監督がメガホンを取り、音楽は久石譲氏が担当している。 上映館数342スクリーンで、初日から3日間の興収は2億1200万円を記録。ネット上には「山田くんも美波ちゃんもよかった」「山田くんの演技に引き込まれてめちゃくちゃ泣いた」という好意的な感想も書き込まれているが、「ストーリーが不思議、っていうか微妙」「キャストや音楽もいいのに、肝心のお話が残念」といったネガティブな意見も。ランクアップは厳しいとしても、なるべく長くトップ10内に留まれるといいが……。 『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』は大コケコースか? 一方、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』や『サイレントラブ』と同日に公開された『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(竹内涼真主演)も、全国317スクリーンで大規模で上映を開始したが、初登場6位という厳しいスタートを切った。 同映画は日本テレビとHuluが共同制作する“ゾンビサバイバル”物語『君と世界が終わる日に』の完結編。21年1月期にテレビドラマ版が放送され、その後のシリーズはHuluで配信されてきた。主人公・間宮響(竹内)が“ゴーレムウィルス”のワクチン研究の材料として拘束された娘を救うために奮闘するという内容だ。 これまでのストーリーをしっかり追ってきたファンにとっては待望の映画化だが、テレビ版しか見ていない層は、なかなか足を運びづらいのか、集客に苦戦している雰囲気がある。今作を鑑賞済みのネットユーザーからも「映画だけ見てみたけど、やっぱり入り込めなかった」といった声があり、このまま“大コケ”コースも致し方なしか。 全国映画動員ランキングトップ10(2024年1月26~28日、興行通信社調べ) 1位:『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 2位:『ゴールデンカムイ』 3位:『サイレントラブ』 4位:『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』 5位:『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 6位:『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』 7位:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 8位:『ウィッシュ』 9位:『哀れなるものたち』 10位:『ゴジラ-1.0』 【2023年日本映画興収ランキング】トップ3はスラダンほかアニメ、目黒蓮が木村拓哉超え! 1月30日、一般社団法人日本映画製作者連盟が、「2023年度(令和5年)興収10億円以上番組」を発表した。これは邦画・洋画別に、興行収入をランキング化したもの。興...サイゾーウーマン2024.01.31 『ゴールデンカムイ』初登場1位、失速した実写作品は? 映画興行成績ランキング【2024年1月12~14日】 山崎賢人が主演を務める映画『ゴールデンカムイ』が1月19日に全国343スクリーンで上映を開始し、同22日発表の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、1月19...サイゾーウーマン2024.01.24 『SPY×FAMILY』V4、あのヒット作の記録更新なるか? 映画興行成績ランキング【2024年1月12~14日】 1月15日発表の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、1月12~14日)で、アニメーション映画『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(20...サイゾーウーマン2024.01.17 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2024/01/31 14:00 日本版ウォーキングデッドは大ヒットにはならず…… 関連記事 【2023年日本映画興収ランキング】トップ3はスラダンほかアニメ、目黒蓮が木村拓哉超え!『ゴールデンカムイ』初登場1位、失速した実写作品は? 映画興行成績ランキング【2024年1月12~14日】『SPY×FAMILY』V4、あのヒット作の記録更新なるか? 映画興行成績ランキング【2024年1月12~14日】『名探偵コナン』新作に期待、ついに圏外落ちの作品は? 映画興行成績ランキング【2024年1月5~7日】『SPY×FAMILY』V2、圏外から浮上できないアニメは? 映画興行成績ランキング【2023年12月29~31日】 次の記事 冬ドラマ、恋愛モノが全滅 >