ドラマ「SNS視聴熱」ランキング

北川景子『どうする家康』織田裕二『シッコウ!』役柄に称賛集まるワケとは?

2023/08/10 15:17
サイゾーウーマン編集部
『どうするお市』と褒められた北川景子(C)サイゾーウーマン

 ドラマの内容がどれほど視聴者の心に響いているのかは、視聴率の数字だけで判断できるものではありません。そこで、「Yahoo!リアルタイム検索」を参考に、プライム帯の各ドラマに関するツイート数(放送時間中)をサイゾーウーマン編集部が独自で集計し、“視聴熱”ランキングを作成。視聴者が最も沸いたシーンと共に紹介します(集計期間7月31日~8月6日)。

以下、ドラマのネタバレを含みます。

1位:『VIVANT』(TBS系) 第4話 6万8,152ツイート

 最も視聴熱が高かったのは、8月6日に放送された堺雅人主演のドラマ『VIVANT』第4話だった。『半沢直樹』や『下町ロケット』『陸王』『ドラゴン桜』など、多くのヒット作を手掛けた福澤克雄氏による完全オリジナルストーリー。放送開始まで、ストーリーや出演者の役柄などの情報が伏せられていたことも話題を呼んだ。

 この回の放送中、X(旧・Twitter)上の視聴者らは、堺演じる乃木憂助、および今回が初登場となる黒須駿(松坂桃李)の“正体”に驚がく。両者がタイトルの「VIVANT」と関係すると思われる自衛隊の闇の諜報組織・別班(ベッパン)であることが判明すると、「まさかの展開すぎる」「今まで公安と組んでいたのも、利用していたってこと?」「誰も信用できない!」など、驚く声が多数見られた。

 そんな第4話は、乃木を誤送金事件の犯人に仕立て上げるために動いたのが、財務部の太田梨歩(飯沼愛)であることが判明。公安の刑事・野崎守(阿部寛)は、彼女の身柄を確保しようとするものの、太田は消息不明になってしまう。野崎らはこの事件にテロ組織・テントのモニター(工作員)か、別班が関わっていると考えるが……という内容だった。


2位:『どうする家康』(NHK)第30回 3万4,680ツイート

 2位は、8月6日に放送された嵐・松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』第30回。フジテレビ系の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』などで知られる古沢良太氏が脚本を手掛け、江戸幕府を開いた戦国武将・徳川家康の生涯を描く本作。

 第30回放送中、X上の視聴者たちは、柴田勝家(吉原光夫)と共に自害したその妻・お市(北川景子)に注目。羽柴秀吉(ムロツヨシ)との戦に敗れた勝家に逃亡を促されるも、「この戦の総大将はこの市であると心得ておる。敗軍の将はその責めを負うもの」と言い放ち、壮絶な最期を選んだお市。「カッコよすぎる」「大河ドラマ『どうするお市』の最終回だったよね」など、その潔さを称賛する声が寄せられた。

 そんな今回は、本能寺の変後、秀吉は清須会議で信長の孫・三法師を擁立して、自身が実権を握ろうと奔走、勝家との対立を深めていた。一方、辛くも浜松に帰還を果たした家康(松本)は、旧武田領に手を伸ばそうとする有力大名・北条氏政(駿河太郎)との戦に臨むこととなり……という内容だった。

3位:『真夏のシンデレラ』(フジテレビ系)第4話 2万3,817ツイート

 3位は、7月31日に放送された森七菜と間宮祥太朗のダブル主演ドラマ『真夏のシンデレラ』第4話だ。真夏の海を舞台に、男女8人の恋の行方を描く王道青春ラブストーリー。

 この回の放送中、X上では臨床研修医・佐々木修(萩原利久)が連発した心無い発言に対して批判の声が続出。父子家庭で育った蒼井夏海(森)の弟・海斗(大西利空)がテストの点数が悪かったため、夏休みに追試を受けることを知ると、「母親がいないと、やっぱあんな子どもに育つのか」と発言し周囲から反感を買ってしまう。


 友人・山内守(白濱亜嵐)がたしなめると、守が夏海らに学歴を詐称していることを暴露するなどしたため、「道徳という概念がない男」「何があったらこんなこと平気で言える人間になるの?」「人間性を疑う」など、修の言動に否定的な視聴者が多かったようだ。

 第4話は、嵐の被害により夏海の実家であるサップスクール兼食堂が休業状態に。修繕作業を友人の滝川愛梨(吉川愛)と小椋理沙(仁村紗和)と一緒に行う夏海だったが、愛梨が呼びかけ、水島健人(間宮祥太朗)や修、守らも手伝いに訪れることとなり……という内容だった。

4位:『トリリオンゲーム』(TBS系)第4話 1万8,338ツイート

 4位は、8月4日に放送されたSnow Man・目黒蓮主演の『トリリオンゲーム』第4話。『ビッグコミックスペリオール』(小学館)に連載中の同名漫画(原作・稲垣理一郎氏 作画・池上遼一氏)を原作として、コミュニケーション能力溢れる“世界一のワガママ男”こと天王寺陽(ハル・目黒)が、高いIT技術を持つ同級生の平学(ガク・佐野勇斗)とタッグを組み、1兆(トリリオン)ドルを稼ぐために起業を目指すというストーリーだ。

 この回の放送中、X上ではハルが仕掛けた“ハッタリ”に騙される視聴者が続出。ハルは“世界の堀本”と呼ばれる有名ゲームプロデューサーを日本最大のIT企業・ドラゴンバンクから引き抜くと大々的に発表したものの、その人物自体がそもそも存在しないという大掛かりなブラフであったため、「偽物どころか存在すらしてないの!?」「完全に騙された!」など、驚きの声が出ていた。

 そんな第4話は、ソーシャルゲーム参入を決めたハルとガクは、経営危機に陥った小規模ゲーム会社のスタッフをトリリオンゲーム社に引き込む。さらにはゲームの成功のために、有能なプロデューサーと組もうとするが……という内容だった。

5位:『シッコウ!! 〜犬と私と執行官〜』(テレビ朝日系)第4話 9,649ツイート

 5位は、8月1日に放送された伊藤沙莉主演のドラマ『シッコウ!! 〜犬と私と執行官〜』第4話。裁判所に勤務し、裁判所の出した命令などが実行されない際、強制的にそれを執行する「執行官」の世界が描かれる同作。ひょんなことから犬担当の執行補助者になった女性・吉野ひかり(伊藤)と、執行官・小原樹(織田裕二)がタッグを組み、さまざまな事件に関わっていくリーガルエンターテインメントだ。

 この回の放送中、X上の視聴者たちは、小原が放った「男女の関係をね、すぐに恋愛と結びつけたがるのはトレンディドラマを見すぎた古い世代の悪い癖よ」という発言に反応。織田といえば数多くのトレンディドラマに出演しており、「トレンディドラマの代名詞がそれを言うか」「織田裕二にこのセリフを言わせるのは皮肉がきいてる」など称賛する声が多く集まっていた。

 第4話のあらすじは、シングルマザーの山家佳菜江(さとうほなみ)に対して、家具や家電などの動産差し押さえの執行を行った小原とひかりだったが、差し押さえ品の売却期日前日になっても佳菜江からの連絡はなく、当日、彼女の家を訪ねると、すでにもぬけの殻となっており……という内容だった。



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最終更新:2023/08/10 15:17
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