“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第661回】

キャンドル・ジュン氏、またも“非通知着信攻撃”か――金銭を巡る疑惑も浮上

2023/08/01 21:00
神林広恵(ライター)
キャンドル・ジュン氏、またも非通知着信攻撃か――金銭を巡る疑惑も浮上の画像1
「週刊女性」8月14日号(主婦と生活社)(C)サイゾーウーマン

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 やはり日本のマスコミは腐っている。「週刊文春」(文藝春秋)が追及し続けている岸田文雄首相側近・木原誠二官房副長官の妻の元夫“怪死事件”。元夫の父親に続き、元警視庁捜査一課の取調官だった佐藤誠氏が実名で会見を開いたが、大手マスコミのほとんどがこれをスルーしたままだ。官房副長官という要職にある権力者が、殺人疑惑のある妻への捜査に圧力をかけたという重大疑惑にもかかわらず、だ。しかも、この会見には140人もの報道陣が集まったというのに。腐ってる。

第661回(7/27〜8/1発売号より)
1位「キャンドル・ジュン氏が仕掛けるブラック被災地ビジネス」(「週刊女性」8月14日号)
2位「広末涼子逆ギレ離婚『不倫中毒はカネで解決』」(「女性セブン」8月10日号)
同「広末涼子 不倫騒動“高笑い 鳥羽シェフ妻の懊悩」(「女性自身」8月14日号)
3位「福原愛 本誌でついた大嘘で…国際指名手配危機の修羅場」(「女性自身」8月14日号)

 広末涼子不倫騒動で大きな役割を担ったのが「週刊女性」だ。「週刊文春」がスクープした広末不倫だが、速攻で記者会見を開き一躍時の人となったのが、広末元夫のキャンドル・ジュン氏だった。涙ながらに妻や家族への愛を語るその姿に、一部では“神対応”“聖人夫”などと絶賛の声もあったが、その化けの皮を剥いだのが「週女」だ。キャンドル氏にもまた不倫疑惑があり、その上事務所元スタッフに対し、殴る蹴るで全治2カ月もの暴行を加え、パワハラも日常茶飯事と報じたのだから。

 この報道で、広末とキャンドル氏の離婚がスピーディに成り立ったとの見方も強い。そんな「週女」が、またもキャンドル氏のスキャンダルを報じている。「週女」にキャンドル氏を告発したのは、10代のころからキャンドル氏の主催するイベントに協力してきたという男性Aさん。


 Aさんによると、被災地でのイベントを開催するキャンドル氏やキャンドル氏が立ち上げた「一般社団法人LOVE FOR NIPPON」の助成金や寄付金を巡って数々の疑惑が存在すること、また広末の事務所「フラーム」から「LOVE FOR NIPPON」に多額の“援助送金”があったことなど、金銭を巡る疑惑の数々が証言される。「フラーム」からの送金は広末と佐藤健との“不倫”が報じられて以降だったらしいが、このことも大変興味深い。