仁科友里「女のための有名人深読み週報」

『あざとくて何が悪いの?』終了報道、富豪の妻になった弘中綾香アナが気をつけるべきこと

2023/07/20 21:00
仁科友里(ライター)

弘中綾香アナは“暴露される側の人間”、『あざとくて何が悪いの?』の言動に思うこと

 そんな弘中アナは、自身の立場をあまり客観視できていないと感じる言動が目立つ。

 7月16日放送の同番組では、「先輩を踏み台に本命を嫉妬させる恐怖の後輩」のあざとエピソードを紹介していた。女性Aが合コンで「いいな」と思った男性Cと連絡先を交換した。すると、その合コンに連れて行っていってほしいとせがんできた後輩Bから、「Cさんのことをいいと思っていないのなら、応援してほしい」と職場の皆がいるところで頼まれてしまう。女性Aは圧に負けて、後輩Bに男性Cを譲ることにした。

 そんな中、女性Aの同期である男性Dは、後輩Bのガツガツした様子に対し、「意外だわ」と驚いていたが、のちに彼が後輩Bと交際しだしたことを知る。実はこの後輩B、男性Dにもアプローチしていたのだ。男性Dは、後輩Bが合コンに行ったり、ほかの男性と親しくしていることから、焦って交際を決めたそうで、つまり女性Aは、後輩Bに裏切られたというか、うまく使われたわけだ。

 このエピソードを受け、山里から「裏切られた時、どうする?」と聞かれた弘中アナは、「私は(裏切られた話を)言います、いろんな人に」「社会的評判を落とす」「向こうの会社とかにメールする」と復讐するタイプであると明かしていた。

 昨年、元参議院議員のガーシーこと東谷義和氏のYouTubeチャンネル「東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】」が大人気となり、「やられたらやり返す」とばかりに、SNSやテレビでもいろんな有名人の暴露話がよく見られるようになった。しかし弘中アナよ、あなたはどちらかというと「暴露される側」であることに自覚的になるべきではないだろうか。