プライドないのかな……

ヘンリー王子夫妻、パパラッチと“カーチェイス”の原因は「ホテル代金をケチったから」!?

2023/05/23 20:47

堀川樹里（ライター）

　ニューヨークでの“カーチェイス”から3日後の5月19日に、結婚5周年を迎えたヘンリー王子とメーガン夫人。2人はロマンチックなアニバーサリーを過ごしているだろうと伝えられた一方、騒動はまだまだ波紋を呼んでおり、ネット上は騒然としている。

　英紙「ザ・ミラー」は、ヘンリー王子をよく知るチャールズ国王の元バトラー、グラント・ハロルドの「王子はセンチメンタルで、思いやりがあり、気が利く人」「夫人にロマンチックなディナーと、素敵なジュエリーをプレゼントするのではないか」「木婚式だから伝統にのっとり、木のフォトフレームに結婚式の写真を入れて夫人にプレゼントするかもしれない」という話を紹介。

　きっと素敵な5周年を迎えているだろうと伝えたが、王子夫妻は結婚記念日に関するコメントやSNS投稿は何もなし。カーチェイス騒動の余波が収まらず、それどころではないのだろうとネット上ではささやかれている。

　王子夫妻の広報担当者が言うところの”カーチェイス”に加わっていたというフォトグラファーは17日、英ITV局のインタビューに対して、夫妻がメーガン夫人の母親と一緒に乗っていた車の運転手はものすごいスピードを出し、「車線割り込みをしたり、逆走したりと暴走していた」「あわや大惨事にさせようとしていたのは、彼らの運転手だった」と証言。

　ネット上では、「SUVでグルグル走って、途中でタクシーに乗り換えて、またSUVに戻ってとかやってたら、そりゃパパラッチも追わずにはいられないでしょ」「運転手が暴走してたら、パパラッチも何事だってびっくりして追いかけてくるよね。大惨事を演出したかったの？」と王子夫婦側に批判する声が続出した。

ヘンリー王子夫妻、ホテルの宿泊代をケチっていた！

　一方、米紙「ページシックス」は、カーチェイスになったそもそもの原因は、ヘンリー王子夫妻がホテルの宿泊代金をケチったからだと報道。

　夫妻は、夫人の母ドリア・ラドランと共にニューヨークで行われた慈善団体の授賞式に出席後、ダイアナ元妃がお気に入りだった5星ホテル「ザ・カーライル」に特別ディスカウント価格で宿泊したいと要求したものの、ホテルのオーナーに断られてしまい滞在先を友人宅に変更。授賞式の会場から遠くなり、追いかけてくるパパラッチを巻こうとして2時間以上もカーチェイスしてしまったというのだ。

　同紙はニューヨーク市警情報筋の「きちんと金を支払ってホテルに宿泊すれば、”危険な”パパラッチに追いかけ回されることもなかった。ホテルに戻り、ホテルに入るところを撮られて終了で済んだのに」という怒りの声も紹介した。

　王子夫妻だが、2021年にニューヨークを訪問した際は、ザ・カーライルに宿泊。宿泊費は1泊1240ドル（約17万円）から6000ドル（約83万円）と幅広く、2人がどの部屋に泊まったかは不明だ。新型コロナウイルスの影響で宿泊客が少なかったため、部屋のグレードを上げてもらった可能性もあり、今回もいい部屋にお得に泊まりたいと思ったのかもしれない。今回、2人は「かなりの値引き」を要求したとみられ、ホテル側としては、あれこれ要求する王子夫妻を、わざわざ値引きしてまで泊まらせたくなかったのだろう。

　今回、王子夫妻らが滞在した友人宅だが、Netflixのドキュメンタリーでも映像が流れた、以前に何度も泊まらせてもらっている富豪の友人が所有するユナイテッド・ネーションズ・プラザ・ニューヨークのマンションだとされている。しかし、カーチェイスするほど知られたくなかったところを見ると、別の富豪の友人宅に宿泊したのかもしれない。ネット上では、「サセックス公爵の称号を振りかざして富豪にたかることしかできない、惨めな人たち」と失笑する声が上がっている。

ヘンリー王子、カーチェイス騒動は「裁判を有利にする」ためのPR活動か

　ホテルの宿泊費をケチるほど金に困っているのかと心配する王子夫妻のファンに、20日、さらにショッキングな報道が流れた。ヘンリー王子が、メーガン夫人と子どもたちから離れて一人になるために、カルフォルニアの自宅近くの高級ホテルに部屋をキープしていると、英「ザ・サン」が伝えたのだ。

　この「王子が別宅を持っている」報道は、王子夫妻の代理人がすぐに否定。そんなわけないと嘲笑していた。一方で、米「ニューヨーク・タイムズ」が、「大惨事になりかねないパパラッチとのカーチェイスを2時間以上続けた」のは、「ダイアナ元妃の二の舞になるところだったと同情を集めて、ロンドン警視庁の警護を求めている裁判で有利にする」ためのPR活動だろう示唆する記事を掲載したことに対しては大激怒。王室の組織とメディアやパパラッチに苦しめられてきたヘンリー王子が、このようなPR活動をしていると考えることに「嫌悪を催す」と真っ向から否定した。

　しかし、ネット上では「いくつもやっている裁判、全てに勝って大金を手に入れるためにはなんでもするよね」「王子はそういう気がなくても、金がほしい取り巻きがそうするだろうね」と炎上している。

　カーチェイスから1週間が経とうとしている今も、ネット上はこの騒動の話で持ちきり。「サセックス公爵夫妻であることでしか金儲けできないから、今後もこんなドタバタ騒動が続くだろう」「王室も頭が痛いだろうね」と2人に対する批判は当分収まりそうにない。