サイゾーウーマン暮らしカラダ【薬剤師監修】見た目が若い人はやっている? 肌の老化を防ぐ「エイジングケアの基本」4選 暮らし 女性の悩みを解決! 【薬剤師監修】見た目が若い人はやっている? 肌の老化を防ぐ「エイジングケアの基本」4選 2023/05/09 13:30 竹田由子 女性のカラダ 3. 老化を防止するスキンケアのポイント 肌の老化を防ぐには、次の3点を意識したスキンケアを続けることが大切です。 3‐1. 肌悩みに適したスキンケア しみや目の下のたるみなど、自分の肌の悩みに応じた対策をしましょう。 例えば、しみを予防したい人は「メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ」という効能が記載された医薬部外品の化粧水を使用するのがおすすめです。 また、目の下の皮膚のたるみは乾燥によって悪化するといわれているため、保湿効果の高いアイクリームがたるみ予防に適しています。 自分の肌の悩みや部位に適したスキンケアグッズを取り入れながら、食生活に気をつけたり、紫外線対策を行ったりすることなどが重要です。 3‐2. 紫外線対策の徹底 紫外線対策の徹底は、光老化を予防するうえで欠かせません。光老化は、紫外線を浴びた時間と強さに比例するといわれているためです。 外出するときは帽子や日傘を使い、長袖の服を着て紫外線から肌を守りましょう。日焼け止めは顔や手足などに十分な量を塗って、2~3時間を目安に塗り直してください。 3‐3. 十分な保湿 肌を保湿して乾燥を防ぐことは、アンチエイジングの重要なポイント。乾燥した肌はバリア機能が低下するため、紫外線や微生物などによる刺激を受けやすい状態になってしまうのです。 洗顔・入浴の後や肌の乾燥を感じたときには、乳液や保湿クリームなどで肌を保湿しましょう。目元や口元のように皮膚が薄くてカサつきやすい部分は、アイクリームなどのポイントケアアイテムを使うのもおすすめです。 4. 肌の老化対策には漢方薬もおすすめ 「生活習慣やスキンケアには気をつけているけれど、肌トラブルが改善しない」 「体の内側から、肌の老化にアプローチしていきたい!」 そんな場合は、漢方薬を活用してみてはいかがでしょうか。漢方薬は医薬品として効果が認められており、美容皮膚科でも自然由来の治療薬として処方されています。 シワやたるみといった肌の老化は、肌の糖化や紫外線ダメージによる光老化、ホルモンバランスの乱れなどが原因と考えられます。また、加齢による内臓や精神力の機能低下によって肌が疲れて見えることもあるでしょう。 肌の老化対策には、 ・肌の新陳代謝をよくして紫外線によるダメージを回復する ・水分の循環をよくして肌に潤いを与える ・血流をよくして肌に栄養を行き渡らせる ・ホルモンバランスの乱れを整える などの生薬を含む漢方薬を体質に合わせて選びます。 また、 ・血流の改善によって胃腸の機能を回復させ、酸素と栄養を全身に届ける ・自律神経を整え、ストレスを軽減することで意欲を高める などの生薬を含む漢方薬で、体の内側からのアンチエイジングにもアプローチします。 漢方薬は根本からの改善を得意としているので、しわやたるみなどが起きにくい体質を手に入れることができます。 忙しい現代人にとって、栄養バランスのとれた食事を1日3回欠かさずとったり、入念なスキンケアを続けたりするのは難しいときもあるでしょう。しかし、漢方薬なら症状や体質に合わせたものを服用するだけなので、ムリなく日々の生活に取り入れることが可能です。 ここでは、肌のアンチエイジングにおすすめの漢方薬を紹介します。 次のページ <しわや乾燥などの肌トラブルが気になる人におすすめの漢方薬> 前のページ123次のページ 関連記事 【薬剤師監修】まるで地鳴り!? 睡眠の質を高める「いびき解消法」4選【薬剤師監修】白髪の原因は加齢だけじゃない! 黒髪を守るための生活習慣とは?【薬剤師監修】42℃以上の熱いお風呂はNG! 乾燥を防ぐ入浴方法3つのポイント【薬剤師監修】おなかにガスが溜まる人必見! 腸の動きを改善する5つの方法【薬剤師監修】それって逆流性食道炎かも? 放置するとキケンな胸やけ・げっぷ・長引く咳