サイゾーウーマン芸能テレビ『科捜研の女』8月に新作か 芸能 マリコファンに朗報! 『科捜研の女』視聴率過去最低&TVerは『相棒』の半分以下も……8月に新作か 2023/03/13 08:00 仲宗根由紀子(エンタメライター) 芸能ウラ情報視聴率 マリコは不滅!?(C)サイゾーウーマン 主人公・榊マリコ役を沢口靖子が演じる『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)の新作が、8月に放送開始することが決定したと、3月7日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が報道。ネット上ではファンが歓喜する一方で、「前の路線に戻してほしい」と訴える人が相次いでいる。 同シリーズは、長年午後8時台の「木曜ミステリー」枠で放送されていたが、同枠の廃止に伴い、昨年10月に新設された火曜午後9時台のドラマ枠に移動。同時に、これまでの人間味あふれるコミカルなテイストが排除され、スタイリッシュでミステリアスな作風に一新された。 また、前出の記事によると、連ドラは通常、1年を4クール(1月期、4月期、7月期、10月期)に分けて放送するが、テレ朝は来月からクールの合間に放送してきた特番をなくし、1年を5クールに分けるとか。全10話程度の連ドラが同じ時間帯に5本放送されることから、『科捜研の女』の新シーズンは8~10月という変則的な期間に放送されるという。 実際、テレ朝は今月公開した「新経営計画」の中で、“報道”に加えて“ドラマ枠の強化”を掲げており、1年5クールへの変更はその一環と思われる。さらに、“定年後のアクティブシニア向けのコンテンツ強化”を成長戦略に盛り込んでいることから、年配層からのウケがいい『科捜研の女』はおあつらえ向きといえそうだ。 ただ、京都の東映撮影所で制作される『科捜研の女』は、近年、出演者の交通費がかさむことなどを理由に、シリーズ終了のうわさがたびたび飛び交ってきた。加えて、昨年は「木曜ミステリー」枠の廃止や大幅なテコ入れなどの変化があったため、「もう新作はないだろう」と覚悟していたドラマファンも多かったようだ。 今回の新作の放送決定情報は、一部週刊誌の報道にすぎないものの、現在ネット上では「放送されないと思ってたから、うれしすぎる!」「もうやらないとばかり……。またマリコに会える!!」と大興奮するファンが続出。 一方で、「いっそのこと、前の『科捜研』に戻してほしい」「シリーズ継続はうれしいけど、やっぱり前の雰囲気が好きだった」とリニューアルに不満を漏らす人や、「ロタくんを復活させてほしい」と、前シーズンの第1話でレギュラーから卒業した橋口呂太役の渡部秀の復活を願う声も散見される。 なお、同作のリニューアルは、視聴率低下も一因であったと考えられるが、前シーズンの放送中、ネット上では「『科捜研』に求めているのはこれじゃない」「演者の演技は変わってなくて安心したけど、リニューアルしたせいでずっと画面が暗いし、BGMも残念」などとネガティブな声が噴出。結局、全話平均視聴率(世帯)は9.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、過去最低を記録してしまったのだ。 さらに、「TVer」の見逃し配信に関しても、『科捜研の女』シリーズのお気に入り数は19.8万人(今月10日現在、以下同)と、長寿シリーズにしては寂しい印象。同局『相棒』シリーズのお気に入り数48.1万人と比較すると半分以下の数字で、その不調ぶりは明らかだ。 そういった状況から、リニューアルが成功したとは言い難い『科捜研の女』。今は新シーズンの公式発表を待ちたい。 沢口靖子『科捜研の女』第7話、“馬”を使った衝撃展開! 過去には「サルが目撃者で凶器は亀」 12月6日に放送された沢口靖子主演のドラマ『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系)第7話。現実では考えられないような“ある展開”が、視聴者の注目を集めた。 ※本...サイゾーウーマン2022.12.12 沢口靖子『科捜研の女』第5話、意外すぎる凶器に衝撃! 『相棒』の「イカ回」を思い出す人続出 沢口靖子主演『科捜研の女2022』の第5話が11月15日に放送され、平均世帯視聴率8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。ネット上では、劇中に登場...サイゾーウーマン2022.11.17 沢口靖子『科捜研の女2022』、第1話11.9%で前作下回る――人気キャラ卒業で物議も、視聴者が“安堵したこと” 沢口靖子主演の人気ドラマシリーズ『科捜研の女』(テレビ朝日系)が、『科捜研の女2022』にリニューアルし、今期新設された火曜午後9時のドラマ枠でスタート。10月1...サイゾーウーマン2022.10.19 仲宗根由紀子(エンタメライター) 芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。 最終更新:2023/03/13 08:00 東映とのお付き合いドラマ? 関連記事 高畑充希が吸血鬼役の4月期『unknown』、思い出されるあの“トンチキドラマ”橋田壽賀子さん追悼ドラマ、ポスターで露骨な“泉ピン子”外し……注目は相葉雅紀の存在感竜星涼『スタンドUPスタート』視聴率もTverも冬ドラマ最低か――フジの戦略ミスを考察妻夫木聡『Get Ready!』第8話でようやく悪者判明の“残念度”……韓国ドラマとの違いは?冬ドラマ、全作視聴率1ケタ落ち――人気枠『警視庁アウトサイダー』 『Get Ready!』も苦戦のワケ 次の記事 『ねほぱほ』あの人は今 >