サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」黒島結菜と宮沢氷魚の熱愛記事にモヤモヤ コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第639回】 黒島結菜と宮沢氷魚、週刊誌の熱愛記事に感じるモヤモヤのワケ 2023/02/28 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 30年の時を経て引用された「JUNON」掲載のキムタクインタビュー そして2位の「女性自身」記事も、これまた“いまなぜ?”というものだ。ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)で30年ぶりの共演を果たしたという西島秀俊と石田ひかり。その関係は1993 年に放送されたドラマ『あすなろ白書』(フジテレビ系)にあるという。 木村拓哉、筒井道隆、鈴木杏樹といった錚々たる出演者、そして最高視聴率30%超えという今では考えられないヒット作で共演者たちの絆は強く、放送後20年がたった2018年には「あすなろ」5人が集結して同窓会を開き、その後も何度か「あすなろ会」が開催されている、というもの。 しかも現在は、コロナ禍で会も休止中らしい。なのに、なぜ今? まあ『警視庁アウトサイダー』で西島と石田が共演したことで、何か企画を! ってな感じだろう。でも記事のなかに、ちょっと感慨深いことがあった。「自身」記事では、「あすなろ会」の絆がいかに強いかのエピソードとして、当時ある雑誌に掲載された木村拓哉のインタビューが紹介されている。 「この前、筒井くんと西島くんが家に飲みに来たんだよ。朝の6時くらいまでズーッと飲んでた(以下略)」 そして、この雑誌こそアイドルインタビュー雑誌のパイオニア(?)であり、主婦と生活社から発行されている「JUNON」だ。93年にはキムタクがまだ「JUNON」に登場していた! とっても感慨深い。というのも、それまで蜜月関係にあった「JUNON」とジャニーズ事務所だが、その後ある事件で大決裂してしまうから。それがいわゆる“JUNON事件”だ。 01年、「JUNON」では当時人気を博していたDA PUMPの広告を掲載した。しかし、このDA PUMP、ダンスができる男子ボーカルユニットとしてジャニーズ事務所から目の敵にされていた存在だった。しかもDA PUMP の広告は、あろうことかSMAPの香取慎吾が登場した記事のすぐ後頁に掲載されていたのだ。当然大激怒したジャニーズ事務所。「JUNON」に出入り禁止を宣言し、以降、「JUNON」からジャニーズタレントが姿を消した。そんな経緯があったから、「JUNON」に掲載されたキムタクのインタビューが30年の時を経て引用されたのが、本当に感慨深くて――。 「あすなろ会」には興味がないが、この引用に激しく反応してしまった。 映画初出演Kōki,のブルーリボン新人賞受賞は「出来レース」 とはいえ、今は再び仲良しとなったジャニーズと「週刊女性」には、今回かなり攻めた記事が掲載されている。それが、木村拓哉の次女Kōki,に関するもの。モデルだけでなく女優業にも進出し、映画初出演でブルーリボン新人賞も受賞したKōki,。しかし出演作が一作なのにちょっと変? そして「週女」は指摘する。これは「親の七光り」で「出来レース」「忖度ターボ」、さらに「“Kōki,さんに何かしら賞を与えるべき”というムードになっていました」と。 そうだよね――。 朝ドラヒロイン・黒島結菜が“東京の兄”と慕う、「不倫転落俳優」の現在とは下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! やはり日本...サイゾーウーマン2022.05.24 前のページ12 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2023/02/28 21:00 楽天 連続テレビ小説 ちむどんどん 完全版 DVD BOX3 ちむどんどんカップルの真相やいかに 関連記事 華原朋美、離婚劇でまたお騒がせ! 快進撃を遂げる“元親友”高嶋ちさ子と真逆の人生神田うの“不倫疑惑”は金銭トラブル? 不可思議な展開を見せる「女性セブン」の記事渡辺謙、「円満退社」じゃなかった? ネガティブ報道と再々婚の行方三浦瑠麗、太陽光発電や統一教会に関する疑惑続々! セレブコメンテーターの闇に切り込む「女性セブン」あの映画界の性加害報道監督、名前を変えて復帰――自覚や反省はないのか? 次の記事 ヘンリー王子、苦肉の策でイベント開催 >