『クレイジージャーニー』ヤラセを疑う声まで出た、洞窟探検の“衝撃展開”とは?
2月20日の『クレイジージャーニー』(TBS系)で、衝撃的なVTRが放送され、視聴者の注目を集めた。
今回は前回に引き続き、洞窟探検家・吉田勝次氏の探検に番組スタッフが同行。ラオスのジャングルの奥深くにある世界最大級かつ人類未踏の洞窟であるナムロッド洞窟に潜入した。
「前回向かった登りの上方ルートではなく、水の流れに従う下流ルートを探検した一行でしたが、パックラフトと呼ばれるボートを用いて、洞窟の中の川を6時間以上進んだ時点で滝を発見。必要な装備を取りに行くために一度ベースキャンプに戻るなどのハプニングが起きたものの、最終的には洞窟の中を1.1km以上進みました」(芸能ライター)
その後、探検隊は洞窟の深部にたどり着いたが、そこにあったのは、人間が捨てたと思われるゴミが堆積し悪臭がする泉。吉田氏によれば、地上で川に捨てられたものが、この洞窟の中に流れ込んできたものではないかとのことだった。吉田氏はその泉の中に飛び込んでさらに続きがあるか探したものの、「ここが限界かな」と断念。サンプと呼ばれる水面下洞窟が続いている可能性があるとも語っていたが、今回の探検で用意した装備では危険度が高いということで、探検はここで終了した。
「スタジオに出演した吉田氏は、『もう1回行きたい』と早くもリベンジの意向を示していました。しかし、人類未踏の洞窟の奥に、人間が投棄したゴミが溜まっているという衝撃的な展開に、ネット上では『まるで映画みたいな結末』『絶景を期待していたら、まさかのゴミ溜めで終わりなのはショック』といった声が上がっていたんです」(同)
一方で、「流木とかもたくさんあったのよね? ゴミだけを強調するのには違和感がある」「良くできすぎたオチで、どうしてもヤラセを疑ってしまう」「またBPOに引っかからないか心配」という感想も一部で散見された。
「もともとは2015年から19年まで深夜枠で放送されていた『クレイジージャーニー』でしたが、爬虫類の専門家が行ったロケの中で、捕獲したとされる生物が事前に準備されたものであったという“ヤラセ問題”が発覚し、19年10月21日の放送をもって番組が終了。しかし、スタッフを一新した上で、昨年10月に復活したという経緯があります。そのため、以前のヤラセイメージから、番組を疑いの目で見てしまう視聴者が少なくないのかもしれません」(同)
とはいえ、復活後の『クレイジージャーニー』は好評なよう。過去のネガティブな印象を払拭するような“ガチ”な内容で、お茶の間を楽しませてほしいものだ。