『消えた天才』に続き?

『クレイジージャーニー』ヤラセ問題発覚で放送中止も!? TBS相次ぐトラブルで「局内も混乱」

2019/09/11 14:40
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
『クレイジージャーニー』(TBS系)公式サイトより

 複数の「映像加工」が判明し、放送休止となった『消えた天才』に続き、またしてもTBSの人気番組に不祥事が発覚したという。2015年より放送が開始され、視聴率もさることながら、DVDの売り上げも好調だという『クレイジージャーニー』にヤラセ問題が勃発。近く放送中止が発表されるという。同番組はつい先日、一部報道でスタッフのパワハラ行為も判明しているだけに、局内も混乱しているようだ。

 ダウンタウン・松本人志、バナナマン・設楽統、小池栄子の3人をMCに、世界を巡る“狂気の旅人(クレイジージャーニー)”を紹介する人気深夜バラエティ『クレイジージャーニー』だが、過去何度も放送され人気を博している「爬虫類/昆虫ハンター」の企画に関して、以前より視聴者からの問い合わせが相次いでいたという。

「社内調査によって、制作サイドがヤラセを認めたため、近く処分が発表されることになりそうです。放送はきょう11日も予定されているものの、発表次第では『消えた天才』と同じく、放送は差し替えとなり、当面の間は休止されるかもしれません」(TBS関係者)

 同番組に関しては、8月29日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、演出を担当する制作トップのディレクター・A氏の“暴行騒動”が報じられていた。

「A氏は、制作会社のADに対して、暴力を振るってケガをさせたそうで、3カ月の出勤停止と異動の処分が下されたといいます。さらに、現場スタッフはA氏を恐れるあまり、制作過程で虚偽の申告をしてしまうこともあったとか。今回のヤラセに関しても、何らかの形でA氏が“関与”しているのではと、局内でもささやかれているんです」(同)


 TBSは昨日10日、10月の番組改編発表会見を行っており、『消えた天才』の「映像加工」問題が議題に上がったばかりだった。

「『クレイジージャーニー』は『消えた天才』に比べ、番組としての規模が大きいため、放送中止になれば、各所にさまざまな影響が出るものとみられます。そういった背景もあって、10日の会見で『消えた天才』の件と同時に発表するのは避けたのではないでしょうか。なお、今月18日には、『クレイジージャーニー』の新作DVDが発売を控えているものの、問題となった『爬虫類/昆虫ハンター』の企画が収録されているだけに、発売中止も十分考えられます」(同)

 相次ぐトラブルに揺れるTBSだが、果たして『クレイジージャーニー』は、今後もう日の目を見ることはないのだろうか。

最終更新:2019/09/11 14:43
クレイジージャーニー vol.8
悪いことっていうのは続くものよ