ファンも納得の結果?

SixTONES・松村北斗は伸び代大! ベテラン声優が選ぶ、演技がうまいジャニーズベスト3

2023/01/31 16:25
勅使河原みなみ(ライター)
SixTONES・松村北斗は伸び代大! ベテラン声優が選ぶ、演技がうまいジャニーズベスト3
(Getty Images)

 映画やドラマに出演し、俳優としても活躍しているジャニーズタレントたち。中には、声優業に挑戦している者もおり、木村拓哉はかつてジブリ映画『ハウルの動く城』(2004年)のメインキャラクター・ハウル役を担当。岡田准一も『ゲド戦記』(06年)のアレン役、『コクリコ坂から』(11年)で風間俊役を演じている。

 また、風間俊介は、人気テレビアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』(テレビ東京系、00~04年)で主人公・武藤遊戯役を演じ、アニメファンの間でもおなじみの存在に。

 King&Prince・永瀬廉は、今年3月公開の『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』で、物語のキーパーソンとなるオリジナルキャラクター・ソーニャ役で声優デビューを果たすと発表されており、ファンの注目を集めているようだ。

 このように声優業界に足を踏み入れるジャニーズタレントが年々増える中、彼らの演技について、ある現役のベテラン声優は以下のように語る。

「顔を出して、表情や身振り手振りも混みで演技するのとは異なり、声だけで演じることは特殊な技術が必要です。そんな中、ジャニーズタレントは平均的に芝居の『勘が良い』人が多い。もちろん、プロの声優には劣りますが、彼らが本気で声優としての芝居の技術を身に付けたら、仕事を奪われる若手声優は大勢いるでしょう」(ベテラン声優)


 今回は、前出の現役ベテラン声優に、「アニメ作品での演技がうまいジャニーズタレント」3名をランキング形式で選出してもらった。1位に輝くのは果たして――。

第3位 SixTONES・松村北斗

さすが「アカデミー賞」受賞俳優(写真:サイゾーウーマン)

 昨年劇場公開された新海誠監督による映画『すずめの戸締まり』で声優に初挑戦したSixTONES・松村北斗が第3位に。2021年度後期放送のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で、ヒロイン(上白石萌音)の夫・雉眞稔役を好演した松村は、22年7月期放送の連ドラ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(フジテレビ系)で、広瀬アリスの相手役にも抜てきされた。

 先日は、映画『ホリック xxxHOLiC』(22年)での演技が認められ、「第46回 日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞するなど、俳優として頭角を現している若手の一人だ。

「『すずめの戸締まり』で、物語の鍵を握る青年・草太を演じた松村は、声優としての経験がないこともあり、少々おぼつかない芝居でしたが、非常に伸び代が大きいと感じました。今後、実力のある声優に技術を学べば、どんどんうまくなると思います」(同)

第2位 Snow Man・佐久間大介

“アニメオタク兼声優兼アイドル”になる日も近い?(写真:サイゾーウーマン)

 第2位には、Snow Man・佐久間大介がランクイン。“アニメオタク”として知られる彼は、20年8月にテレビアニメ『ブラッククローバー』(テレビ東京系)にゲスト出演し、オリジナルキャラクター・マクサ役で声優に初挑戦した。


 その後、21年7月公開の劇場アニメ『白蛇:縁起』では、人気声優・三森すずことダブル主演。昨年7月からは、テレビアニメ『カードファイト!! ヴァンガード will+Dress』(テレビ東京系)に廻間ミチル役でレギュラー出演中と、声優として着々とステップアップしている印象だ。

「佐久間は日常的にアニメに触れているだけあって、声優たちの演技をよく分析しているのでしょう。芝居の勘、発声・滑舌もとても良かった。正直な感想をいうと、そこそこ活躍している若手声優よりも上手。昨年4月にスタートしたラジオ『Snow Man佐久間大介の待って、無理、しんどい、、』(文化放送)にも、人気声優がたびたびゲストとして出演していますし、これまでに共演した声優たちから、さまざまな刺激を受けているのかもしれませんね。今後、さらに経験を積んでいけば、すばらしい人材に育つと思います」(同)

King & Princeカレンダー2023.4→2024.3(ジャニーズ事務所公認)