サイゾーウーマンコラム今をときめく女芸人ベスト3 コラム 仁科友里の「女芸人ベスト3」 大久保佳代子、バービー、イワクラ……今をときめく“女芸人”たちの気になるところ 2023/01/02 16:00 仁科友里(ライター) お笑い芸人 【第2位】フォーリンラブ・バービー “自意識”強めの夫・つーたん氏との関係が気になる 芸人というよりも、昨今は、自己肯定感を育てるコーチとして、またジェンダー問題の論客としての活躍が目覚ましいように見えるバービー。しかし、私が注目しているのは、一般人である夫と彼女の関係だ。 夫の「つーたん」氏は、バービーの6歳年下で、教育関係の仕事をしている会社員だという。そんな彼とバービーがいかにして知り合ったのか。ウェブサイト「FRaU web」でのつーたん氏の連載「僕の妻は“女”芸人」によると、彼は「おはようございます。東京都に住む〇〇〇(本名)です。教育関係の仕事をしている28歳です。突然すみません。メディアで活躍されている姿を拝見し、素敵なお人柄に惹かれています。お忙しいと思いますがいつかご一緒にお酒を飲みに行けたら嬉しいな、と思いご連絡いたしました!」と、バービーにインスタグラムでDMを送ったらしい。 テレビでしか見たことのない芸能人を飲みに誘うことに、私は驚いてしまうが、それに返信したバービーもすごいと思う。こうして2人は交際を始め、結婚に至ったものの、私はつーたん氏の自意識のようなものが気になって仕方がない。 つーたん氏は一般人ということもあって、顔出しこそしていないものの、バービーのインスタグラムには再三登場しており、時にかなり肌を露出させた画像も見られる。上述した通り、連載も持っており、もはや一般人とは言えない気がするのだが、そこにつーたん氏の“人から注目されたい”という欲望を感じてしまうのだ。 一見、珍しい存在のように思えるつーたん氏。しかし、実は男女逆のパターンなら、これが「よくあること」に気づく。最近でこそ、日本のフェミニズムの第一人者・上野千鶴子氏に子育てや教育の問題をジェンダー的視点で解説してもらうなど、硬派に転じた「VERY」(光文社)だが、以前は本職のモデルではなく「有名人の妻」をモデルに起用し、コラムを書かせることも珍しくなかった。 「有名人の妻だから」という理由で仕事がもらえるなら、つーたん氏のように「有名人の夫だから」という理由で仕事がもらえても何らおかしくはない。今後、つーたん氏がどこまで我を出してくるのか、そんな夫に対してバービーがどう反応をするのか、そして2人の関係はどうなるのか、楽しみでならない。 次のページ 【第3位】蛙亭・イワクラ オズワルド・伊藤俊介との恋愛話は若者に需要アリ!? 前のページ123次のページ セブンネット 本音の置き場所 関連記事 大久保佳代子の下ネタが、コンプライアンスに抵触しない2つの方法――「天才」だと思った『かりそめ天国』の一幕「オンナ芸人のブスいじり」が消えつつある今、バービーがニューヒロインになりそうな理由『ドラフトコント2022』参加芸人20名中、女性は蛙亭・イワクラのみで物議――昨年はサーヤが「添え物扱い」で批判も吉住、『女芸人NO.1決定戦 THE W』優勝賞金が「届いてない」!? “5万円以下の家賃”で生活続ける姿に「つらすぎ」と同情もバービー「夫にジャンケンで姓を決めようと提案」光浦靖子「お笑いは多数派が一番正しい」女芸人たちの意志