2022年秋ドラマ初回視聴率

『相棒』『科捜研』などテレ朝がトップ3独占! 『silent』はワースト入りも「ハマった」報告相次ぐ【10月期ドラマ初回視聴率ランク】

2022/10/25 15:55
仲宗根由紀子(エンタメライター)

山田涼介『親愛なる僕へ殺意をこめて』、TVer好調で『相棒』『科捜研の女』上回る

 残念ながらワースト1となったのは、Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演を務める連続ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)で、初回4.5%。以降、第2話が3.5%、第3話が3.7%と3%台まで落ち込んでいるが、TVerの「お気に入り」登録数では好調の様子。『相棒 season 21』の37.3万人(25日現在、以下同)や『科捜研の女 2022』の18.9万人を大きく上回る63.5万人を記録しており、テレビよりもネットの見逃し配信で視聴する若年層に響いているのかもしれない。

 同作は、連続殺人事件の容疑者という父親を持つ二重人格の主人公・浦島エイジ(山田)が、猟奇的な殺人事件に自身が関わっているのではないかと苦悩するサスペンス。初回からイスに縛りつけられた女性が拷問を受けるシーンや、主人公の父親が火だるまになり自殺するシーンなど刺激的な映像が続いたため、「悪趣味すぎて見てられない」「せめて深夜に放送してほしい」と批判も多い。

 加えて、フジでは時間を問わず、拷問シーンを含む同ドラマのCMが突然流れるため、「朝の身支度中に、子どもがCMを見て硬直してた」「CMで『死ね!』ってセリフを出すのやめてほしい」と世の母親からの苦言も相次いでいるようだ。

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