サイゾーウーマンコラム日本のアウト皇室史1億円あっても生活苦だったプリンセス妻 コラム 【連載】堀江宏樹に聞く! 日本の“アウト”皇室史!![再掲] 小室圭さん、弁護士として年収大幅アップか? 眞子さん「貯金1億円」ピンチ報道も……知られざる元プリンセス妻のギリギリ生活 2022/10/22 11:00 サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman) 日本のアウト皇室史 お一人あたりに単純計算で1億8321万円が支給 堀江 一時金がらみでは、面白いお話があるのです。戦前の皇族は、庶民の家計の何百倍もの豊かな生活を送るのが普通でした。この連載での梨本宮伊都子妃の回でも触れたように、莫大な「皇族費」が支給され、経済的な特権がかなり与えられていましたから。 ただ、戦後になると、それらの特権のすべてが消え去ってしまいます。さらに戦後には重い財産税が課され、困窮する皇族も多かったのです。そんな中でさらに「臣籍降下」が行われ、東久邇宮家も皇族の身分を奪われることになりました。 しかし、ピンチはチャンスとはよくいったもので、この「臣籍降下」によって、旧皇族となった家には家族数に見合った「一時金」が与えられており、その額がなかなかすごいのですね。 ――結婚以外にも、一時金が与えられるケースがあるのですね! 堀江 そうなんですよ。47年に成立した「皇室経済法」をもとに、東久邇家の7人には当時のお金で675万円が与えられました。企業物価指数(日本銀行本店ホームページ)の数字をもとにすると、戦後すぐの1万円は、現在の貨幣価値で190万円ほどに相当します。当時の675万円は12億8250万円となり、お一人あたりに単純計算で1億8321万円が支給されたということですね。 次のページ 小室家の警護などにかかった経費どころではない巨額のお金が動く可能性も 前のページ123456次のページ 楽天 Yahoo 偉人の年収/堀江宏樹 関連記事 眞子さま、メトロポリタン美術館に就職か? かつてはタバコ屋で働いた皇女も……知られざるプリンセスの仕事と所得秋篠宮さまが、小室圭さんの「年収300万円」と「身辺」を問題視しなかった真意沈黙と笑顔を巧みに使い分ける「恐るべし秋篠宮」――インタビュー録『秋篠宮』に見る混迷秋篠宮家が「推薦入試」にこだわり続ける事情――学習院のほかは「不合格」だった佳子さまに見る“事実”秋篠宮家が避け続ける「学習院」、知られざる皇族の関係ーーかつては「ウチにお入りになるのが自然」発言も