サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」「週刊女性」のアンケート企画が安易すぎ! コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第621回】 「週刊女性」の企画、医師が食べない「ヤバ食材20」に驚き! これじゃあ、何も食べられない! 2022/10/11 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 驚きの「ヤバ食材」記事 そんな「週刊女性」だが、気になる企画が。それが「医者が一生食べないヤバ食材20」だ。記事では4人の医師に取材し、医師が避ける食品20が列挙されるのだが、これが驚きだ。焼き肉(赤肉)、ハム・ソーセージ、マーガリンはなんとなくわかるが、ほかにもバナナ、白米、うどん・パスタ、菓子パン・ケーキ、茶色いソース、フルーツ缶詰など身近な食品がズラズラ。そして食べていいのは“自然なもの”らしい。 「人が誕生した当時から食べていたような食材が身体にいいといえるでしょうね。例えば野菜や貝類、魚、きのこなど。結局、加工しすぎない自然のものが一番なんです」(牧田善二医師のコメント) そんなわけにいくか! これじゃあ、何も食べられない! 記事を読み進めると、ムカついてきた。そして、このヤバ食材記事をめくると、次頁にはグラビアの料理レシピ企画が。きっと“医者が一生食べない”ヤバい食材も使っているに違いない。そんな意地悪な気持ちで、このレシピグラビアを見たら――。使われていない! ヤバ食材20が。すごい、さすが、おみそれいたしました! 川越達也シェフの近況 かつて“有名イケメンシェフ”としてテレビに引っ張りだこだった、川越達也シェフ。2013年に“800円の水問題”で姿を消したが、その近況を「週刊女性」が報じている。川越シェフは現在、再婚し長野に移住、レストランのアドバイザーやプロデュースを手掛けながら、家族中心の生活をしているらしい。 そんな川越シェフに「週女」が直撃しているのだが、その様子が面白い。「せっかく東京から来たのだから」と持っていたシャインマスカットを記者とカメラマンに手渡したのだという。さらに家に向かって走る川越シェフ。最後に、なぜかジャンプし、「週女」カメラマンがそれをパチリ。川越シェフ、憎めないキャラはいまだ健在のようで。 前のページ123 神林広恵(ライター) 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』、『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。 記事一覧 最終更新:2022/10/11 21:00 Yahoo 80年代アイドルcollection (別冊宝島 2611) どこもかしこもコスパの時代 関連記事 東出昌大の人たらしに「週刊女性」が取り込まれた? 唐田えりかの体当たりな”近況”にもエール菅田将暉夫妻のロンドン旅行、東出昌大の山小屋0円生活! “直撃”成功の「週刊女性」に軍配「本命は歯科医」は偽情報? リモート交際? 佳子さまの熱愛をめぐる玉石混淆の情報中森明菜・再始動、取材力低下の「週刊新潮」と肝心なことに触れない「女性自身」香川照之の性加害報道でクローズアップされた、マスコミや企業の意識の低さ 次の記事 ヘンリー王子はメーガンにしがみついている状態 >