サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」中森明菜・再始動をめぐる週刊誌の迷走 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第617回】 中森明菜・再始動、取材力低下の「週刊新潮」と肝心なことに触れない「女性自身」 2022/09/13 21:30 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 「女性自身」の記事で触れられていない中森明菜と松田聖子の関係 そして2位も、またしても中森明菜関連だ。彼女の存在感の大きさの表れでもあるが、しかし「女性自身」の特集は切り口があまりにベタで、ひねりがない。しかもあのことに一切触れていない! 記事の内容は全国ツアーファイナルを迎えた松田聖子と、復帰の動きを見せた明菜との“紅白同時復帰”ストーリーだ。聖子は昨年、娘・沙也加の急死で『NHK紅白歌合戦』出場を辞退し、一方の明菜も14年の以来出演はない。80年代を代表する“2大歌姫”が同時に紅白に出場すれば、大きな話題になる、というもの。 そして記事では2人の不仲説をアイドル時代の2人と共演したミュージシャンとやらがこう否定する。 「仲が悪いということは決してなく、むしろお2人は楽屋や舞台裏では笑顔で会話されていましたよ」 「時代は令和へと移り変わり。“再共演”に関しては、お二方とも強く願っていると思います」 そして記事ではその証拠(?)として1983年に2人が『ザ・ベストテン』(TBS系)で共演した際の“仲良し”エピソードまで紹介される。はぁ?? 確かに83年は仲良しだったかもしれない、でも、その後のことはどうなの? 今回の「自身」記事ではなぜか触れられていないが2人の関係を語る際、あのことに触れないといけないんじゃないの? 次のページ 当時の人気ジャニーズアイドル・近藤真彦をめぐる明菜と聖子の関係 前のページ1234次のページ 楽天 BEST AKINA メモワール(+3)【オリジナル・カラオケ付】<2022ラッカーマスターサウンド>【2CD】 関連記事 香川照之の性加害報道でクローズアップされた、マスコミや企業の意識の低さ手越祐也の“お持ち帰り”スキャンダル、「女性自身」が報じた記事の不自然な点あびる優VS才賀紀左衛門、メディア代理戦争で「女性セブン」が「週刊文春」に負けそうな理由佳子さまの“本命恋人”はエリート歯科医! 「女性自身」が断定スクープできたわけあびる優と才賀紀左衛門、“親権”トラブルをめぐるメディア代理戦争のポイント