手越祐也の“お持ち帰り”スキャンダル、「女性自身」が報じた記事の不自然な点
「週刊新潮」(新潮社)が報じた香川照之の銀座高級クラブでのわいせつ狼藉問題。2019年、香川は隣に座ったホステスにキスを迫ったり、ブラジャーを剥ぎ取り匂いを嗅ぎ、胸を触るなどのわいせつ行為を行い、ホステスがクラブママを「香川の暴走を止めなかった」として訴える沙汰にまで発展したと報じられた(訴訟は21年に取り下げ)一件だ。
ここ最近、芸能界の“性加害”問題が大きく取り上げられていることもあり、他マスコミも後追い報道を行うなど、大問題になったのは当然だろう。
もちろん女性週刊誌もこれに反応した。「女性自身」は香川の酒癖の悪さを指摘し、その背景に梨園における香川の立場の弱さ、そのための鬱屈などを解説している。もちろん「どんな理由であれ、卑劣な性加害をストレスのはけ口にすることは決して許されない――」と釘を刺した。
また「週刊女性」も香川の酒癖の悪さに言及、香川自身、その自覚があり、周囲にも“酒は身を滅ぼす”と座右の銘のように語っていたことを紹介している。まあ、まっとうな記事だ。
だが、この一件に関し、大問題が勃発していることをご存じの方も多いだろう。2ちゃんねるの開設者で、現在はテレビコメンテーターやSNSでのインフルエンサーとして知られるひろゆき。
そんなひろゆきが、香川の性加害について、YouTubeで「キャバクラってそういうところでしょ?」「ある程度性的なもの売ってて金もらってるんでしょ? 辞めたら?」と発言。
さらにTwitterでも「キャバクラなど風俗は、性的被害や嫌な思いをする事で高い給料が貰える仕事です。セクハラが嫌なら風俗で働くべきではないです。『他の仕事が出来ないので選択肢が無い』という人は生活保護をどうぞ。『キャバクラで働いても性的な被害を受けない』というのは嘘です」などと書き込んだことだ。