サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」雅子さまが国葬を切望!? 安倍元首相めぐる皇室 コラム “噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第611回】 雅子さまが国葬を切望!? 安倍晋三元首相の「皇室利用」に加担する女性週刊誌の報道 2022/07/26 21:00 神林広恵(ライター) 女性週刊誌ぶった斬り! 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! (写真:gettyimages) またしてもコロナ感染が拡大の一途を辿っている。少し収まったと思ったら、再びのぶり返し。今や芸能人やスポーツ選手、政治家の大量感染も大したニュースにさえならない。そして、お盆や夏休みの観光、旅行情報があふれ返る。慣れか、我慢の限界か、やけくそなのか――。政府、行政の無策も相変わらずで――。 第611回(7/21〜7/26発売号より) 1位「雅子さま悼まれて切望『安倍国葬』急転内幕」(「女性セブン」8月4日号) 参照「眞子さん誤算『味方だった安倍さんが…』NYの消沈弔問記帳」(「女性自身」8月9日号) 2位「シリーズ人間 泉ピン子 死ぬまで明るく、意地悪く!」(「女性自身」8月9日号) 3位「桜田淳子 頼みの恩人も“がん急逝”で潰えた『芸能界復帰ライブ』」(「女性自身」8月9日号) にわかには信じがたい一方、決して荒唐無稽ではないと思わせる危うさ。そして、こうした情報が流布されることこそ、安倍晋三元首相の野望が死して成就したのか! とも思える情報だ。 現在でも賛否両論の声が渦巻く安倍元首相の国葬だが、「女性セブン」が仰天スクープ情報を掲載している。安倍元首相の国葬をめぐっては、当初から反対の声もあり慎重論が大きかったが、しかし岸田文雄首相は7月14日、安倍元首相の国葬を行う方針を発表した。 だが「セブン」によると、この岸田決定に関しては、あるやんごとなき人の意思が関わっているというのだ。それが皇后である雅子さま。急転直下、岸田首相が国葬を決定した理由は、雅子さまの強い追悼の気持ち、意向が大きく影響したというのだ。記事にはこうある。 「皇后の雅子さまが、安倍元総理の突然の死に大きなショックを受けられ、悼まれるお気持ちがとても強いそうです。遺族の気持ちを案じつつ、しっかりとした形で送りたいと願われているという情報が、政府サイドに伝わったというのです」 さらに記事ではその背景として、雅子さまの実父・小和田恆元外務省事務次官と、安倍元首相の亡父・安倍晋太郎氏との親しい関係なども解説されている。 いやいや、ホンマかいな。雅子さまが安倍元首相を悼む気持ちが国葬を決定させた――。にわかには信じがたい情報。というのも、安倍元首相と皇室とのこれまでの関係は一筋縄ではいかない、多くの問題が横たわっているから。そして安倍元首相ほど、皇室を政治利用しようとした首相はいなかったから。 次のページ 上皇と安倍元首相の危うい関係 1234次のページ 楽天 セブンネット 皇后雅子さま物語 関連記事 上沼恵美子と和田アキコの確執・和解ネタに見る、芸能界「女帝」の条件広瀬すずは“超やり手で魔性の女”? 「女性セブン」が報じた驚きの新事実宮内庁の「皇族軽視」は小室夫妻のせい!? バッシングのために都合よく解釈する「女性自身」黒柳徹子とさだまさし、桑田佳祐と長渕剛、共演NGネタを報じ続ける女性週刊誌の窮状松田聖子とユーミンが確執31年!? 不仲・共演NGネタが繰り返される残念な理由